憧れと想いと出会いと性と自分・・・
幼少の時
幼稚園の時に制服だったんですよ。
男の子は短パン、女の子はプリーツスカートでした。
女の子が元気よく遊んでいるのを見て、プリーツスカートがフワァ~となるのがすごく綺麗で、自分もやってみたい、穿いてみたいという想いを抱きました。
勿論親には言えず、女の子が回転してスカートがフワァ~となって綺麗に回っている姿は、私の憧れです。
スカートを穿きたい想いを抱き、歳をとりつつ、高校生になった時に、お小遣いでスカートを買いに行きました。初めてスーパーでスカートを買って恥ずかしくて急ぐ余り、おつりを貰うのを忘れて、余計恥ずかしい想いをした事は、今でも覚えています。
自分で買ったスカートを誰も居ない時に数分穿くだけで、幸せ一杯の気持ちになりました。
女の子は、こんな良いスカートをいつでも気兼ねなく穿けるのかと思うと、女の子になりたいという衝動も幼稚園の頃からありました。
年月は過ぎ、ネットが流行りだした頃、私はネットで出会った女装の人と実際に会ってスカート姿を見せ合いました。
女装の人は、すね毛をちゃんと処理するみたい。
私は、スカートが穿ければそれで良いので、すね毛はそのままです。
その時、自分は女装とは違うなと感じ、男性のままスカートを穿いて外出する人募集と検事番にだした所、すぐに愛知県の人が名乗りを上げました。
その人とも実際に会い、スカート姿を見せ合い、今度はスカート外出してみようと言う事で、後日某ファッションビルのトイレでスカートに着替えてフロアを一周するというスカート外出を経験しました。その時、神像がバクバクとし、顔が熱くなり、顔の周りから湯気が出ている感じですごく暑くて、それでもなんとか一周した頃、ようやく落ち着いてきて恥ずかしさもマシになりました。
この時、スカートの本当の良さを知ったのは言うまでもありません。
恥ずかしいという想いと、スカートって本当に素晴らしい衣服なんだという感動が入り交じっていました。そのスカートの良さを、男の子は、男性は全然知るよしも無く、知らないで死んでいくんだなぁと思うと、男って何が楽しくて生きているんだろうって思います。
スカートを穿く女性をみて、楽しんでいるんだろうなぁ。でも、見る楽しさしか知らないで終わる事であり、着る楽しさを知らない男性が殆どなんじゃ無いの?
スカートは、開放感に満ちあふれており、自分を表現する衣服だと言えるでしょう。
スカートの良さ、それは開放感と解き放たれる自由感、優しさに包まれる要請の世界へと誘ってくれるのです。
男性がスカートを穿いた時、股間が自由なので、開放感をすごく感じます。
ズボンの時と違って股間を寄せる必要はなく、あー自由なんだ、足もズボンに束縛されることは無いので自由なのです。
ただ、男性がスカートを初めて穿いたら、スースーして落ち着かないという感覚を味わうでしょう。
そこが、夏のお風呂上がりなど、暑い時にスカートやワンピースを穿いて、扇風機の前にくると、どれだけ涼しいかが解るでしょう。
ズボンとスカートの違いがここまであるのかと思う筈です。
男性がスカートを穿いても、トイレに困ることも無く、別段不自由は感じません。
ただ、下着がみえないか、みえていないか、スカートの丈によってはそれをいつも気にする必要が出てくるという点だけが、デメリットではないでしょうか?
ネットで色々みていると、スカートを穿きたい男性は思いの外いるようです。
そして、同じ男性でも、男のままスカートを穿く人と、女装をしてスカートを穿く人がいるのです。
この違いは、自分を男性として扱って欲しいか、女性として扱って欲しいかの違いです。
なので、同じスカートを穿きたいという想いは同じでも、考え方や捉え方が全く違うのです。
著者の遊佐 和美さんに人生相談を申込む
著者の遊佐 和美さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます