ある夢を追う人の告白


幾つもの夢が破れ

幾つもの夢を追った人々が涙にくれる

幾つもの犠牲に撃たれ

幾つもの友も 愛も 引き換えに


噛み締めた 唇が 濡れていた

何故なんだ 自分だけの道

なのに

また今日も 夜更けの天井が歪みだす


今日僕は 嘘をついた

怖かった 馬鹿にされるのが

今日僕は 嘘に生きた

怖かったんだ 言葉の後ろで笑われるのが

自分で決めた道なのに

ふと 道を覆う影に

押しつぶされ 流れるのは嘘と涙


孤独

周りは言う そんなことない

気にしすぎだって

違うんだ

見つめ返す僕の目が

影ばかりを作り出し

僕の光を覆い隠してしまうんだ


幾つもの困難が訪れ

幾つもの痛みが心を縛る

幾つもの今日が途方に暮れて

幾つもの明日が怖さに変わる


耐えるんだ

人生は 影の連続だから

孤独はお前だけじゃない

涙 流すのはお前だけじゃない

夢が叶うのか なんて分からない

けれど

もし 生まれ変わっても

同じ道を歩むのだろう?

なら そう思うなら


今の自分が未来の自分

胸を張れ

今の姿が未来の姿

だから

今は 影を歩んでいようとも

涙を拭い 前え進め

涙は悲しみで流すものでなく

喜びで流すもの

明日の自分を応援するのは 今の自分なのだから



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