それでも、自分が自分であるために。

昔から負けず嫌いだった
25メートルプール
ターンをして残り5メートル
ライバルが先にゴールするのが見えた
50メートルのゴール目前
ゴールすることをあきらめた
実際には負けているのに
ゴールしてしまったら負けを認めてしまうと思ったんだろう
負けず嫌いで曲がったことが嫌い
そんな小学生だった

中学生になった
地元の中学校には進まず
地元から離れた中学校に通った
これまでの環境と違いすぎて、思うように馴染めなかった
すごくありがたい環境だったのに
なぜか自分らしくいられなかった
そこに自分の居場所はなかった
中学校3年生のとき
地元でアメリカにホームステイに行く募集があった
本当は地元の中学生を対象にしたもの
でも、どうしても現地の空気に触れたくて
お願いして行かせてもらった
初めてのアメリカ
初めてのホームステイ
目にするもの
耳にするもの
五感で感じるもののすべてが
新鮮で
まるで違う自分を発見したかのようで
海外生活の虜になってしまった
たったの10日間
普段とは違った環境に浸っただけ
それがあまりにも刺激的で
ある意味で
本来の自分と出会ったような感覚を味わった
日本に帰りたくない
と思った
また絶対に来る
と思った

この思い
想いは
ほんのきっかけに過ぎなった

続く...

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