離婚騒動で靴の山
本音しかない旦那とはいつも物凄い勢いで喧嘩する。
本音で凄い事を言ってくるからこちらも大人げなく凄い事を言い返す。
そしてエスカレートして離婚話になる事も多々。
ここで多くの黒人男性にとって命の次に大切な物の説明。
それは
靴
黒人男性にとって靴は彼らの象徴でありプライドでもある。カラーコーディネートは勿論どれだけ靴を持っているかも張り合ったりしている。
旦那の友達(写真右)も軽く100足以上靴があるそう。彼とは日本に旅行したのだがたった10日の滞在だったのに14足靴を持ってきた!!スーツケースは開けてみてびっくり!靴だらけだった。パッキングにもかなり苦労していた。
話は戻って離婚話になる喧嘩の様子。
まず旦那がなにか些細な事で怒る。そしてその後一気に離婚だ!!と叫び始める!!
その後儀式の様に始まるのがクローゼットにある靴という靴を持ってきて床に投げそれがキリマンジャロ山のようになる。一足31センチそれが20足30足と増えていくともうその山も大きすぎて崩れてくる。。。。
一度は義理母がいる前で離婚話に!そしてまたいつもの儀式が始まった。
大体口論が熱く盛り上がるのと比例して靴の山も盛り上がる。
そして離婚熱が下がると靴の山も低くなる。
毎回片付ける事になるのだが一度義理母も靴のお片づけにため息をついていた。
なにせ彼の靴は大きい!!
スーツケースには入りきらないから巨大な黒いゴミ袋に靴を入れようとするがなにせ一足31センチゴミ袋もすぐにいっぱいになる。
とにかく黒人男性にとって命の次に大切にしている靴様方。
となると離婚→別居→靴のパッキングという事になるのだろう。
この儀式今まで5年間なんども見てきたので今では口論になる度今度はどれだけの高い山が出来るのかと考えるようになる。そしてその後の骨折れる片付けも!
次の日はケロッと明るく昨日の事は?というと今日は新しい日!と普通に過ごしている。
やはり強敵。私も大分訓練され動じなくなってきた。
本当に面白いのは大喧嘩の3日後に二人で何が原因で大喧嘩したんだっけ?と聞き合うと必ず二人とも本気で覚えていない、、、、、。
でも靴の山だけは鮮明な記憶として残っている。
日本人と結婚したことがないからもし離婚騒動でどんな風になるかは想像出来ないがきっと靴の山は出来ないんじゃないか?
ご心配なく!!
こんな私達だがお陰さまでもうすぐ一緒になってから5年経つ。
ナイジェリア人との国際結婚(ブログ)
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