海外で 「べき」 を捨てたこと。
自分が生まれ育った国以外を見て、視野を広げるってこういうことだったんだ・・・。
世界を見て、視野を広げる
とか、
世界を見て、もっと大きな自分になる
って、よく使われる言葉ですが、
今イチどういうことかわかりませんでした。
会社を辞めて、よーし!世界一周するぞー!ってウキウキしていた私は
そんなことこれっぽっちも真剣に考えてなかった。
旅に出る人はもっとほんとは大きな野望だったり、
目的だったりを持っていくんだろうけど、
私は
とにかくスゴイ国っていう噂のインドをこの目で見て、
憧れのフィレンツェに行って、
世界遺産を見れるだけ見て
おいしいものいっぱい食べよー!
って本当にそんなノリで旅立ちました。
旅で何があったの詳細はまた追々書くとして・・・
楽しかったのは、もちろん。
壮大な景色や、美しい世界の街並み、世界遺産を見て感動したのももちろん。
でも、旅に出ていちばん得たものって
”違いを受け入れる心” でした。
日本でいう常識なんて、日本の外に出てみれば何ひとつ通用しない。
電車は時間通りに来ないといけない だとか、
お客様は神様 だとか、
道路でツバを吐いちゃいけない とか
こどもは学校に行って勉強すべき だとか。
いろんな国を訪れれば訪れるほど、
自分の中で今まで ”あたりまえ” だと思っていたことを
ことごとく覆される。
自分が今まで生きてきた中で培われた
”こうであるベキ” が
どんどん崩されていく!
で、旅を終えて日本に帰ってきたら 出発前の私とはちょっと違ってた。
受け入れられるものごとの幅が格段に広がった。
旅で得たものとして、
マチュピチュに登ったよ!
タージマハルを見たよ!
とか
当初メインもメインの目的だったものが
それはもうオマケ程度にしかなってなくて、
いちばんはやっぱり、
自分の中で ”こうであるべき” の壁が崩れたこと。
そして、
日本というありえないくらい恵まれた国に
生れ落ちたことが奇跡だって
心の底から思えたこと。
視野を広げるというか、
どっちかっていうと
自分の中に積みあがってた壁みたいなものを
壊してフラットにする
っていう表現のほうがしっくりきます。
私は。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。
そんなの当たり前だよ~って思った方もいらっしゃると思いますが、
私もいろんなことを自分の目で見て、”べき” を崩したい!って
ちょっとでも思ってもらえる方がいてくれたら嬉しいです。
ではみなさま、Von voyage (*´ェ`*)
著者の谷口 真代さんに人生相談を申込む
著者の谷口 真代さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます