人と人とのつながりを感じながら、人と人とがつながれる空間を創る。物々交換で家を目指す!現代版わらしべ長者!みんなで創るストーリー
その時になって初めて人見知りであることを後悔しました笑
集まる直前はどんな人と一緒にいくのだろうととてもドキドキ。
でも、その団体の雰囲気はとても心地よくこれなら安心して参加できると決心がつきました。
そして、マレーシアへ
マレーシアは、今でこそ「貧困」というイメージは薄いかもしれません。
しかし、現地を訪れてみると急激な経済成長のせいで、大きな格差が広がっている。
というのが現状でした。
特にそれを色濃く感じたのが、
住むところがなく、不法滞在している人たちの集落に訪れた時です。その地で空を見上げた時に数百メートル先にリッチな高層マンションが建っているのを見た瞬間でした。
このような形でマレーシアでの9日間は昼間に社会課題の現場を訪れ、
夜は参加者同士でその日現場で感じたことをざっくばらんに意見を共有する
話し合いの場かワークショップの時間となりました。
(訪れた孤児院にて、子どもたちと遊ぶ)
この話し合いの場が今の超社交的になり、何事にも挑戦心をもって取り組む自分を形成したといっても過言ではありません!
この話し合いの場で大切にされていたことが、
「ありのままのその人を認める」ということでした。
具体的にどういうことかというと、
・意見共有の場では、常に傾聴する
・相手の意見を否定しない
でした。
これは、ぼくにとってはとても自信をつけさせてくれるもので、
今まで、面白いことも良いことも言えないと思い込んで他人に自分の意見がどう思われるか心配で何も言えなかった自分にとって、それを克服する絶好の機会でした。
9日間、毎日この意見交換の場がありましたが、日に日にその日感じた自分の想いをはっきりと語るようになったのです。
自分の意見をこんなにも真摯に受け止めてくれる仲間がいる!
これが当時のぼくにとってとてつもなく自信となったのです。
そして、このふつふつと内から湧きおこるアツい気は7日目の夜に爆発します!
その日の夜は、「信じるられるもの、信じられるもの」というテーマのワークショップでした。
参加者、個人で「信じるられるもの、信じられるもの」をそれぞれ思いつく限り書き出し、これはどうしても信じられない!信じられる!ものを3つ残し4人のひと組のグループでシェアするワークでした。
わたしは、この時、これまでこのツアーを真摯に支えてくれた
学生リーダー(Sさん)と同じグループになります。
いよいよ、Sさんが感じたことをシェアする時でした。
(おれに、こんな自信をつけさせてくれるサポートをしてくれたのになんで...!?)
Sさんが自分を信じることができない理由は、人の死にまつわる原体験からでした。
話を聞いていて、確かにそれはSさんの心に深く刻みこまれているものであって、ぼくがどうこう言ったとしても変わることは難しいものでした。
でも、わたしは、少しでもここに参加したおかげで自分がとてつもなく変わることができていることをSさんに伝えたかったので、その話を聞いて感じた想いをそのままSさんにぶつけたのです。
おれは、このツアーに参加してとても自分に自信を持てるきっかけをSさんからもらっているのに。
他の誰かに自信を持たせることができるんだから、もっと自分にも自信を持ってほしい!
今すぐには、難しいかもしれないけど徐々に少しずつ。
おれは、Sを信じている!
他人に自分のありのままの意見をぶつけたのは、家族以外初めてのだったかもしれません。
それほどに、このマレーシアスタディーツアーを通して今までの自分を変えることができたのです。
そして、マレーシアスタディーツアーに参加してから他人の目を気にすることなくさまざまなことに挑戦し始めるのでした。
とにかく色んな事をした!
・受験の時にお世話になった予備校でバイトして、マレーシアに行ったことを受験生の前でプレゼン
・大きな変化のきっかけとなったNPO法人の団体で運営側としてマレーシアに再び行って、キャンプリーダーをしたこと
・貧困の課題を現場視点だけでなく、世界経済からマクロな視点で知ろうと開発経済のゼミで勉強
・経済だけでなく、政策のことも知ろうと議員インターン
・度胸試しで、埼玉~京都まで自転車で8日間かけて旅
(自転車旅、出発の日)
・マレーシアだけでなく、世界のことをもっと知りたいと思い、10ヶ国100人の海外青年と20日間、船の中で文化交流や地球規模の課題についてディスカッションする内閣府のプログラムに参加
・環境における持続可能システムのヒントを見つけたくて、香川県へ1ヵ月住み込みで農業しにいく
・とにかく、自分に力をつけたくて、6カ月間ソーラーパネルの訪問販売
・営業スキルは日常でも生かせると思い街中でナンパ。女性の口説き方を特訓(笑)
・就活生へのシェアハウスビジネスを考えて起業しようとしたり
とにかく、色んなことに挑戦してました。
これらの挑戦は中には辛いと思ったものもありますし、不完全燃焼だーなんてこともありましたが、
どれも刺激的で楽しいものでした。
しかし、どの挑戦も自分の中でやりきった感がありません。
視野を広げられたのは収穫ですが、その場で自分が何を成せたのかの収穫は実はあまりないと思っています。
どの挑戦もそれをやっている自分に満足していた気持ちが心のどこかにあったからだと思います。
一方で、たくさんの挑戦をしたからこそ今気づいていることがあります。
それは、
「やろう」と信じて行動し続ければ、人は何でもやれるということ
わたしは、わらしべ長者で家を手に入れる!という一見フィクションに思えるようなことを、
目指し続けて、行動し続けて、絶対に達成する気でいます!
唯一、ソーラーパネルの訪問販売で500万円近い売り上げに貢献したことが、
「人間何でもやればできる」という自信を大きく鼓舞する要因となっています。
高校生まで極度の人見知りだった自分でも、何かを成し遂げることができる
ということを多くの人にその行動で伝えたいのです。
「やろう」と信じて行動し続ければ、人は何でもやれるということ
このことにすでに気づいて、実行している方もいれば、
わかってはいるけど、信じ続けることができなかったり、行動できなかったりする人もいます。
はたまた、高校生の時のわたしのように、このことすら気づかずに自分自身をあきらめている人もいるかと思います。
わたしは、
このようなさまざまな人生の局面にいる人たちを「家」という空間に一緒くたにして、
お互いの価値観に触れあい
著者の高塚 大揮さんに人生相談を申込む
著者の高塚 大揮さんにメッセージを送る
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