55人生の岐路 / 見下しすぎたアイドル

前編: 54人生の岐路 / 応援し続けたい
後編: 56人生の岐路 / 自分もアイドルを作りたい


はじめに。

私は、アイドルに関心がありません。


と言うと嘘になってしまうため、11月3日の朝まで、アイドルに興味がありませんでした。

twitterに書いた内容は酷いもので、

・これからアイドルのライブに行くわけだが、私はアイドルに関心がない。

・(会場が軽井沢のため)ライブより、アウトレットより、スキー場が魅力的である。

・テンションがあがらない。あー、新幹線代が…モッタイナイ。

と書き込んでいました。


そう、私は、アイドルにハマったことがないんです。

モーニング娘。の時代は、なっちが可愛いと思ったぐらいかな。

AKBやももクロに関しては、メジャーな歌は知っているぐらいで。誰押しというのもないな。あ、唯一、増田有華さんだけは応援し続けたい人だけど。アイドルとしてではなく、歌手、そして、女優としてかな。


まあ、そんな私が何故、アイドルのライブに行ったのか、という事ですが、話すと長いです。

そのため、すごく省略させていただきます。いや、私がただ説明できないだけなんだけど…。

では、話を戻しますね。

以前、このstorysに書いた記事で登場した友人を通して、太田さんという方に出会いました。

太田さんという方は、アイドルがとても好きな男性です。

そして、すごいのは、アイドルが好きすぎて、自分でアイドルをプロデュースされてしまったのです。分からないながら、作詞作曲も太田さん自身がされたそうで…。しかも!その子たちのデビューとして、普段はコンサート会場として利用される、軽井沢の大賀ホールで何組かのアイドルと一緒にライブまで開催されたのです。


アイドルにかける熱っていうか。情熱か。

自らがプロデュースした想いっていうか。

ただただ、すごいと思ってしまいました。


そう、その熱きハートの太田さんから、ライブのチケットをいただいたのです。

まあ、普通、興味ゼロ。関心ゼロ。の人が会場に足を運ぶわけがないですよね。

じゃあ、何故、私が足を運んだかというと、

正直、義理みたいなものがありましたよ。でも、私が行こうと思ったのは、仕掛けです。どんなふうに会場を盛り上げて行くのか、とか、演出とか。あと、太田さんの、ゼロから始めたところに惹かれていたんだと思います。


そんなこんなで、24歳、生まれてはじめて、アイドルのライブに足を踏み入れました。


正直なことを書きます。

ひとつも歌は知りません。でも、ファンか!ってぐらい、ノリノリでした。

見よう見まねで振りをして、気づいたら、アイドルの真ん前で躍っていました。

固定のファンに混ざって、一緒に会場を走りました。


『電車男』の影響が強く、アイドルのファンに対する考えは最悪でした。

近寄り難い男性っていうか、ファッションセンスがないっていうか。

でも、実際にライブに触れることで、ファンの存在がとても大きく感じました。

会場を盛り上げてくれたのも、一体感にしてくれたのも、ファンのおかげだし。

ファンって、すげー!と思ってしまいました。


ライブの後。

会場の外では物販とよばれるものが行われていました。

スタッフがグッズを売るんじゃないんですね。アイドル自らが立っていました。


見ず知らずのアイドルのライブを聞き。

物販会場に行き、アイドルと握手をする。

何故か、女性という事で彼女たちに覚えてもらっていた。

女同士の握手。違和感があった。

けれども、キラキラした目で話しかけられると、心に響くものですね。

よく分からないけど、応援したい気持ちが芽生えてしまった。


その心理を使った、秋元康さんの握手券というサービスはすごいなと思った。

もしかしたら、歌も踊りも下手かもしれない。というか、固定じゃないファンって、ただ周りが盛り上がっているから同じように乗っているんじゃないだろうか。私は、その一人だから言えるけど、そういう人って歌詞なんてどうでも良い気がする。

では、どこに惹かれるんだろうと考えたとき、言葉では表現できない、その場にいる人しか分からない魅力なのではないだろうかなと思ってしまったり。


アイドルから、様々なことを考える良い機会になりました。


ファンの方から握手券をもらったとき、これが握手券なるものかー!と感動してしまいました。

紙っぺらなのに、とても重たく感じたのはここだけの話。


すっごく興奮していますが、

ライブを聞くまでは、アイドルをむちゃくちゃ見下していました。

自分には関係ない領域って思っていたし。

だからこそ、足を運んでみて良かったです。

新幹線代は、モッタイナクなかったです。


楽しかった。

続きのストーリーはこちら!

56人生の岐路 / 自分もアイドルを作りたい

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