最強の鬼嫁の話〜実践編〜

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需要があるかは別として。
俺が鬼嫁と知り合い子供が生まれるまでを書いた前回。

この時はまだ幸せな家庭の雰囲気に満ち溢れていたのだが…
鬼も「能ある鬼は爪隠す」らしいので
今回は実際にくらった鬼嫁からの仕打ちを書いていこうと思う。

1.レッドブル地獄

鬼嫁とレッドブルの出会いは育児の疲れからであった。

当時日本で発売されて間もないレッドブル。新しい物好き、特に若者のアンテナに引っかかりそうなアイテムに弱い嫁はすぐ目をつけた。

初めて飲んだ時は何とも美味しくなさそうな顔をしていたのを覚えている。
しかしそれが逆に効くという錯覚を彼女の中に宿してしまったらしい。

青汁のCMの「不味い!もう一杯!」
状態である。


1本200円である。※ショート缶
俺からしたら実にオロナミンC、リアルゴールドの約2倍の価格がするこの飲み物は嗜好品レベルであった。

ただでさえ、夫婦共にタバコを吸う状況でレッドブルを買われると嗜好品への出費は軽く1000円を越えてしまう。

それが30日だと…夫婦の携帯代が簡単に払えてしまう額である。
家計に「翼をさずけ」られては堪らないのだ。

しかし鬼嫁の心は時既に遅し。
育児の疲れ=レッドブルで治るもの。
となっていた。

毎日買われるレッドブル。
月1で出す資源ゴミの缶の8割がレッドブル。

そしてついには俺の仕事帰りの嫁からのメールの文にも登場してくるようになった。

「帰りにタバコとレッドブル。」

が、会社がある日はほぼ毎回なので、軽く600円×20日。

俺のなけなしのお小遣いは死滅した。
いや、翼をさずけられ飛んでいったのであった。

みんなの読んで良かった!