ラスベガスで三股で失敗し、ベストセラーを連発。そして、ただいま40歳フリーター

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「オレにもやれることあるんだ」


ってね。

出版というビジネスがギャンブルに似ていたから勝てたわけ。

ほんと、ラッキーだった。

出版社に入るまでは、いろんなことを諦めていたから。

別に月20万の給料でもそれなりに楽しく生きることもできたし。

そんな感じで自分に言い訳しながらね。

でも、なんか違った。


「生きている気がしなかった」


んだ。

そう、


なんとなく死んでいたから。


もう一度言う。


なんとなく死んでいたから。


お陰さまでオレは10年間で1000万部以上の本を売ることができた。

(10年間で年間ランキングに載る本を6冊出したし、130冊以上つくって半分近く5万部以上に)

「カリスマ編集者」って呼ばれるくらいになった。


本当に、これはオレにとってラッキーだった。

だって、たまたま出版社に拾われただけだから。

別に編集者になりたかったわけでも、

仕事で成功したかったわけでもなかったから。

そう、


なんとなく死んでいた


からね。

だから、本当に、


「あのとき、負けてよかった」


って思ってる。

オレたちはどうししても「負ける」ってことを悪い事とおもいがちだけど、オレはそうは思わない。

もし、オレがラスベガスで勝ってたと思うと、ぞっとする。

もし、オレが弱小出版社でなく、それなりの会社に就職してたらと思うと、ぞっとする。


またギャンブル人生を始めることに


2012年5月末。

オレは出版社を辞めて独立。

10年間やってきて、ある意味、勝ってきて、もう飽きたから。笑。

それなりに実積もあって、役員になり、ある意味、安定していた。

そう、


オレは負けに飢えていた


のかもしれない。

独立して2年半。


オレはもうすぐ41歳だけど、今は、完全にフリーター状態。

たしかに、青山とホノルルを拠点にビジネスは順調だけど、あえて安定はさせてない。(来年はニューヨークの拠点を移すかな?)

よく言われることだけど、


「安定は情熱を殺し、不安定は情熱がわく」


ってこと。

オレは、


「どうせ死ぬんだから、情熱的でありたい」

「負ける可能性がある人生が楽しい」


って思ってるから、


「あえて『不安定』を選んだ」


ってわけ。

そう、オレは生きたいから。

オレたちの多くは、


なんとなく死んでいる


から。


いい?


日本みたいな豊かな国に生まれたら、生物として常勝なんだ。

餓死しないし、安全だし。

生物としては連戦連勝なんだよ。


だから、「生」を感じれない。

だから、「運」を感じれない。

だから、「流れ」を感じれない。

だから、「チャンス」を感じれない。



だからだから、「負け」を意識するんだ。

だからだから、「死」を意識するんだ。


そうすると、反対の「生」を意識できるから。

情熱を持って生きることができるから。

繰り返すけど、オレたちは、超安全、超安全の日本に生まれ落ちてしまった。

だから、「生」を意識できないでいる。

だから、なんとなく死んでいるんだ。

だから、あえて「負け」を選ぶんだ。

そうすれば、そこからは勝つしかないから。

そうすれば、そこから生きるしかないから。

負けがあるから勝ちがあるんだ。

オレは、


「人生は負けるためにある」


って思ってる。

負けがなければ勝ちのありがたみがわからないから。

負けることで、オレたちの心が着火するんだ。


最後に、そんな人生を生きているニューヨークの35歳のフリーターを紹介しよう。

名前は竹本樹一郎。

ここから先は彼のストーリーだ。

あることをきっかけに、人生を変えた男のストーリー。


『負けるために生きる〜35歳と40歳のフリーターによる「運」にまつわるニューヨーク物語〜』

www.amazon.co.jp/dp/B00QB49PRS/




ぜひ、楽しんでくれ。

もし感想があればフェイスブックにメッセージでもくれると嬉しい。


長倉顕太

2014.11.24


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『倦怠と賃貸と変態〜「やる気」なんてないのがフツウ〜』

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『人生はすべて「偶然」でできている 〜スピリチュアルという幻想から抜け出すために』

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