【Part 4】「とりあえず、統合失調症患者になった自分が語る、26歳の人生。」~大学3年生編~
自分は、一ヶ月間のインターンシップで、四日目で行くことを放棄した。
断られると、人格を否定されている。そう思い込んでしまう性格で、なにより、ただ、
「なんとなく」
仕事に打ち込む人は、幸せにはなれない。なにより、自分がそうだったからだ。
今の仕事(仕事はドクターストップされているので、同人と言っておいた方がいいか)は、「なんとなく」、やらされている感覚はない。自分の幸せは、与えられるものではなく、与えるものなのだ。
自分は、インターンシップを行い、四日間で、体重が四キロ痩せた。
ほほがこけていき、自分は、そのインターンシップを去っていった。
・大学生活の「LAST SHOW」
演研の先輩
「この役、くわばらにしか出来ないんだ。」
強く勧められた、舞台出演。舞台のタイトルが、「LAST SHOW」なので、有終の美を飾ろうと考えた。
主宰者は、自分と同じ誕生日で、自分よりまるまる一年後輩で、しかし、演劇研究会に入ったのが、一年先輩。というややこしい人だった。ちなみに、恋愛戯曲のときに、自分を慰めてくれたのが、この先輩(後輩?)だった。
「くわばら、敬語辞めてよ~」
と、何度も言われたが、卒業するまで、敬語が抜けなかった。
その人が、「新人だけで、演劇を行いたい」と言う意思の元、先輩、四年生を頼らずに、演劇製作を進めていた。
それを気に食わない先輩もいた。
嫌な先輩
「お前なんて、この演劇、不完全燃焼だろ」
と、打ち上げの席でクドクドと言い始め、自分はキレて部屋に帰った。
何事も、有終の美を飾る、最後の最後。これが一番大事なのである。
役者の中でも、いがみ合いがあった。
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