棚ぼたで出版した話

死にたい…
私が生きているだけで
迷惑がかかる…

自殺未遂…



目覚めた時、
なぜか、パソコンに向かっていた。

この話を書かなきゃ
そんな衝動にかられていた。

文章が出来上がった。


「さとちゃん!
これ、小冊子にして
心療内科に配ろうよ!」

友だちに言われた一言で
小冊子が出来上がった。


その翌日…
私は、あるご縁がきっかけで
対談の収録をすることに
なっていた。

無事、
収録が終わり…

できたての小冊子を
対談してくださった方に
見ていただいた。


次の瞬間、
「さとちゃん、
これ、本にしましょうよ!」

彼の一言に
私はびっくりした。


そこからは、
あっと言う間だった。

出版することになり、
対談のCDも発売された。


パニック障がいで
仕事にも行けない
シングルマザーだった私が、

突然、
パニック真っ只中に
著者になってしまった。


夢は叶う。

誰かの役に立ちたい…
純粋な想いには、
協力者が現れる。


棚の上のぼた餅を
受け取るには、
棚の下で準備をしなければならない。

ただ…
願っているだけでは、
ぼた餅は落ちてしまう。


今…できること
一歩でも近づくこと

棚の下に向かって歩くことが
ぼた餅を受け取れた
最大の理由だと思った。

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