支援の形

復興に必要なのは継続支援です。その時だけの募金じゃないし、そもそも募金は誰がどのようにつかうかわからないのが嫌でした。
大好きな日本酒の酒蔵にかろうじて連絡が取れた時、「樽は全滅、けど残ってる」「現金がなくてアウト」ということでした。募金に燃える人もいましたが、彼らの所にキャッシュは絶対にとどかないのです。
だから、震災から1か月半後「被災地の日本酒をのみまくる会」を開催しました。全員が代引で現地の酒をかってもってくる会です。
なぜ代引かというと、当時、宅配便の代引だけが、現金輸送手段だったのです。そして、樽がこわれても、残りはじゃっかんあるだろうと、それを分けてもらったのです。
あんなに日本酒をおいしく飲んだことはこれまでにないし、(酔いつぶれる人もおおかったけど)支援の気持ちに満ち、直接支援を達成したことを誇りに思います。
2回目は実施していませんが、この寄せ書きに対するコメントを肴に、さらなる支援の表明としてまた開催したいと思います。

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