25歳、社会人3年目の僕が、やりたいことがわからないリケジョ大学院生と出会い、彼女が◯◯になって最後に意中の人と結婚をした話。(前編)

6 / 10 ページ

次話: 25歳、社会人3年目の僕が、やりたいことがわからないリケジョ大学院生と出会い、彼女が◯◯になって最後に意中の人と結婚した話(後編)






なんでも話せる仲でもありながら、近所のおじさんと姪っ子みたいな。なんとも不思議な関係が出来上がった。









僕も、今はまだ彼女の助けになれるほど、力にはなれないけれども、彼女が本当にやりたいことが叶っていく一助になれたらいいな〜なんてくらい思っていた。










やりたいことが、分からない。




さて。彼女の大学院は誰もが知っている理系の大学院。







別に選り好みしなければ大手の優秀な企業にだって研究職で入れるだろうところ。









僕らは、2ヶ月に1回くらいのペースで、お互い気が向いた時や、ちょっと疲れた時とかに会って話をするような、まぁゆるめの仲だった。










そんな中、だんだんと自分のことを話し出した彼女は、これから始まっていく就活・・というよりは、自分の人生に対することを語り出してくれた。









リケジョ彼女
やりたいことなんて、考える暇なかったですよ。勉強に明け暮れてましたから・・必死でした。
そっか。。。








聞けば、彼女は小学校から、誰もが知っている学習塾に通い、中学受験。







御三家の次の四天王と言われるところに入り、そのまま勉強に明け暮れて、そのまま高校進学をする。









リケジョ彼女
中学受験の時は、親に「中学に行ったら遊べるからね」と言われたんですけどね(笑)
うんうん。
リケジョ彼女
でも、入学式の時に山のように積み上げられた参考書と教科書を見て、もう気が萎えました。









時々笑いながら、淡々と話す彼女。








ちなみに僕は私立大学へのエスカレーターの高校に行って、そのまんま大学に行ったような、我ながら「苦労の知らない」「おいしい」ヤツだったと思っている。










まー、だからこそ、社会人になってうつになり、自分を深く振り返る経験も作れたし、今に至ったとは思うのだが。





著者の西勝 ユズルさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。