【世界一可愛いおばあちゃんになったる宣言!】Baby Angel ♡ 赤ちゃん天使がくれた贈り物
【世界一可愛いおばあちゃんになったる!】
だだ〜ん!
発表します!
もうすぐ、私に孫が生まれます!!!
=私、おばあちゃんになるんだあ!
娘はドイツ系白人とのハーフ(ダブル!)で
娘の子どものお父ちゃんはイギリス系だから
孫は日本人の血、1/4
私の孫には見えないだろうなあ。
娘の時でさえ、ベビーシッターみたいだったから
孫、抱いていたら、少数民族のベビーシッターだな!
なんて呼ばせようかな。
グランマなんておもしろくないし、
バーバもなあ。
ナーナにしようかな。
なんてね・・・
でもね、今は笑って言えるけど
ここまでスムーズに
歓びいっぱいできたわけじゃない☆
そこには葛藤と涙と祈りがあった。
怖れも怒りもいっぱい出てきた。
そんなすべてが
赤ちゃん天使からの贈り物だって
心から想えるまでの物語を綴ろう。
あなたが生まれて来ることへの感謝を込めて・・・
【娘がみた夢】
人生って
想いもしないことがおきるもの。
そんな予期していなかった事態がおきた時
どう反応するか、で人生が変わる。
それは突然目の前に何本もの川の流れができて
どの流れに飛び込むかで
行き着く先が違って来る、そんな感じ。
でも一旦、どの流れに飛び込むか決めたら、
あとは、その流れに身を委ねるしかない。
去年の夏のある日、娘から電話があった。
Jにそっくりな男の子の赤ちゃんを産む夢。
ママと赤ちゃん抱いて、
自然食スーパーで買い物してさ、
すごくリアルな夢。
だけど、避妊してたから、
そんなのあり得ないけどね。
でもさ、夢の中で、ママったら
赤ちゃんのためにあたふたしちゃってさ。
おかしかったよ♡
そして、二人で笑った。
それは今の時点では、あり得ないことであって欲しい話だ。
娘はその彼とは別れたばかりだったから。
その頃、娘は体調を崩して不調を訴えていた。
医者によると甲状腺の異常が観られるとのことで
その治療が必要だと言われたとのことだった。
しかし、その後、だんだん彼女の症状は重くなっていった。
そんな気楽な声で娘から電話がきた。
しかし・・・
その後かかってきた電話の娘の声は
重く沈み、泣き声だった。
2回テストをしたけど、2回とも陽性。
つまりそれは妊娠している、ということ。
私も声がなかった。
頭が真っ白になった。
私の心をよぎった想いを読み取ったのだろうか。
それを断ち切るように、娘が叫んだ。
【悪夢】
その時、私の記憶のスクリーンには
走馬灯のように自分の若いころのことが蘇っていた。
私は、23歳だった。
スウェーデンに留学中だった。
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