「東北復興の現在」が未来に変わった言葉のチカラ



「また来るね、また来てね」

東北復興ツアーの合言葉から生まれたのが「東北ふるさと課(化)」プロジェクト


毎月11日JTB公式Facebookでは「東北復興の現在」を伝えるためにコラムを

書いてきました


第1回目は2011年10月11日

震災から7カ月当時すでに約2,400名のボランティア活動をお手伝いしてきた

JTBボランティアサポートプランの担当からは


「観光産業の復興も急務ですが、
まずは現地の情報を正確に伝えて、
未来につなげていくことが旅行会社の役割」

この言葉から被災地の現在を定期的かつ継続的に伝えていくことが

未来につながっていくのではないかと

JTB公式Facebookで連載するきっかけになりました


ボランティアサポートプランの告知や参加にあたっては

「被災者第一」

で行動すること


3原則として


「自己責任、自己完結、被災地に迷惑をかけない」


など細かな心得や注意点を理解頂いた上での活動となりました。

以下その当時お伝えしていた内容の抜粋です


●被災された方々の生活再建が目的となる為、被災した方々の役に立つ行動を

第一に考え・行動する心構えが重要

(参加者の満足より、被災者の心情を優先に考える重要性)


●天候により安全確保のために作業を中断し、活動が中止となる場合もありますが、

あくまで被災者支援が目的であり、被災者に寄り添った心で中止も受け入れる事が必要

(ボランティア活動家の為に活動が準備される訳ではない)


●事前に活動内容が決まらない関係で、現地で使わない可能性があるにせよ、

どのような活動にも対応できる準備が必要


●被災された方々の心情に配慮し、節度ある行動と言葉づかいで接し、

写真撮影は極力控えて頂く事も必要


●活動は、余震や瓦礫による怪我等の危険がともなう為、安全や健康については、

ご本人で管理すべきことであることを理解したうえでの参加が必要


●ボランティア活動は仕事ではなく、あくまで活動ですので、絶対に無理をせず各自のペースに合わせて活動する事が重要。無理をして具合を悪くし、結果として被災地のご迷惑となれば本末転倒


担当からは

ボランティアもJTBだから安全・安心であると考え参加する方がいらっしゃいます。

それに応えるべく被災地のニーズと参加者の意識をどうマッチングさせるかが私たちの課題です。


常に目の前の課題を解決しながら試行錯誤の復興支援だったのです


毎月11日に投稿してきた東北復興が「東北ふるさと課(化)」に生まれ変わったのは

「働く女子を応援する」女性限定ボランティアツアー


そちらについての記事は2012年5月11日でした

JTB女性限定ボランティアツアー担当からは

現地からの感謝の声もそうですが、このツアーのために協力してくれる宿泊施設、バス会社またはバスの運転手などなどいろいろな支えや協力が
あってJTBは旅行をカタチにできている。

そしてそのツアーに対して“JTBだから来れた“という参加者の声がある。
これは絶対に続けなくてはいけない

という継続することの大切さを聞かせてくれました。


もともと とあるメディアの女性記者からボランティアの記事を書いた後、

読者からどうやって行くのか、どこに泊まればいいのか

そんな問い合わせから生まれた女性限定ボランティアツアー


問い合わせの多さから相談が議論に変わり、


●バスや食事、トイレ、宿泊など安心して参加できること


●力が必要ではない、丁寧さ、器用さを発揮できる作業


●現地の方との交流や状況を発信できるコミュニケーションを大事にすること


こういった女性目線の気遣いが込もったツアーになっていきました。


第一回目のツアーは陸前高田での小石拾い、

活動後は夜に現地で長期的にボランティアをする

女性たちとの座談会、懇親会も行う。


まさに現地とのつながりを深める

交流の場

を作る旅でした。


実際、参加された方々の自己満足ではないかという迷いや悩みを現地の感謝が救い、

そこに仲間意識が生まれ、また被災地のことを知ってもらう機会につなげてもらう

座談会は涙と笑いの耐えない時間になったのです


私の仕事は旅を作ることだけではなく、
交流の場を作ることなんだ

JTB担当が交流の意味を自覚した取組みでした。


JTB Facebook担当は取材という名目で

この「女性限定ボランティアツアー」に帯同しました

ちなみに担当(私)は男性です・・・


初めての被災地が「女性限定ボランティアツアー」への帯同

そんな珍道中がきっかけだったのです
(女性参加者からは取材の趣旨等ご理解頂いた上での帯同です(汗)


しかしこの女性限定ツアーの中に男性が紛れるという

少し奇妙な状況の中から


被災地=気仙沼ツアー


が生まれていくことになるとは

旅は予想できないものだからおもしろいのかもしれません。



女性限定ツアー以来、気仙沼へ何度も旅することになりましたが

その度に気仙沼が被災地であることを忘れさせてくれます。

それは現地でのとある方の一言でした

被災地から観光地に変わる

気仙沼はピンチじゃなくてチャンスなんだよ

・・・ピンチではなくチャンス???


未曾有の震災からチャンスといえる東北のひとの強さ

そして希望の光を見た瞬間でした


観光は光を観る

と書きます

まさに光り輝くひとたちが東北にはたくさんいる


日本、世界の漁業を支えるひとたち

宿泊施設の女将さんや支配人

酒蔵の社長

現地のカメラマン

ボランティアをきっかけに移り住んだ若者たち

などなど


生きながらにして活かされる人生

東北ふるさと課(化)で何度も参加頂くリピーターの方々は

そんな活き活きとしたキラキラした「ふるさと」に会いにいくツアーになっていったのです



そんなチャンスから生まれた東北ふるさと課(化)プロジェクト

チャンスを掴むべく始まった新しい旅のカタチはこんな結果も生みだしました


ツアーグランプリ2014観光庁長官賞 受賞


今、東北は被災地ではなく新しい観光地として注目されています

そんな新しいチャレンジが今も継続しているのです


東日本大震災からまもなく4年、ここから新しい旅を一緒に創りませんか?

活き活き、そしてキラキラした「ふるさと」があなたを待っています、きっと。


東北をふるさとにするSTORYはまだまだ続いていくのです。


みんなの読んで良かった!

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