世界一周の途中で親友になったカンボジア人を日本に連れて来ちゃった話 9

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前編: 世界一周の途中で親友になったカンボジア人を日本に連れて来ちゃった話 8
後編: 世界一周の途中で親友になったカンボジア人を日本に連れて来ちゃった話 10

シンクロニシティ



一文無しになった時に、家族のように優しく接してくれたレア。


レアと沢山の気づきをくれたカンボジアに、少しでも恩返しをしようと思い、レアを日本に連れて行く決意をした。


そして一文無しになってから、キャッシュカードが届くまで、今度は不思議な事がいくつか起こった。


まず、キャッシュカードをなくした次の日に、仕事の依頼が来たのだ!


ユートピアの前でチラシ配りをしている時に、日本人女性から話しかけられた。


日本人女性
あなた、日本人?
ユミ
はい、そうですけど…
日本人女性
今、うちのダイビングショップで受付探してるの。
もし英語出来るなら、ダイビングライセンス無料で取らせてあげるし、お給料も出すから、うちで働かない?
ユミ
え!!!私、ちょうど昨日引ったくりにあってお金に困ってたんです!
ぜひ、働かせて下さい!



こうして、平日はダイビングショップの受付、週末はユートピアでバーテンダーとして、カンボジアでなぜかダブルワークをするという充実した生活を送る事になった。


しかも、さらに運のいい事に、ダイビングショップのオーナーは海の目の前に物件を持っており、働く代わりになんとタダでオーシャンビューの一軒家を借りることが出来た!!


ユミ
すごい奇跡!!一気に事態が好転した!!


しかも、初級ダイビングライセンスを持っていたため、働きながらアドバンスとレスキューダイバーの資格まで取得する事が出来た。




毎朝、海の目の前の家で目覚め、水着のまま外へ飛び出し、海でひとしきり泳いだあと、シャワーを浴びてからダイビングショップへ出勤。


さらにツイてる事に、ダイビングショップまで徒歩10分程度なのに、毎日タダで乗せてくれるバイクタクシーのおじちゃんがいた!


バイタクのおじちゃん
おはよう!今日も乗ってくかい?
ユミ
行くー!おっちゃんいつもありがとう!

すごい。
まだ神様に見放されてなかった…!!



受付はほぼ一人で任されていたので、観光客が尋ねに来たら説明をし、ダイビングかスノーケリングの予約を取る。


お客さんが来ない時は、掃除か読書かマイペースに食事。


17時に上がり、ユートピアへ顔を出して軽く飲んでからビーチ沿いの海鮮BBQを食べに行く。


気が向いたらパーティーに参加して旅人と仲良くなって旅の話を聞いたりしながら、海辺の家に帰る。


という、夢のような毎日を二ヶ月も送る事が出来た!

みんなの読んで良かった!