【上海に奇跡を起こした男の物語】〜情けは人のためならず・父の想い出①

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父は、かつてある日中合弁会社を一気に黒字に転換させ、

それは「上海の奇跡」と呼ばれました。


その奇跡の裏にはなにがあったのか・・・


歳をとった父がしてくれた話です。



            



       こんな話をすると、自慢話のように聞こえるかもしれんが、


       まあ、人生の経験として話そう・・・





父が、あるテフロンのフライパンを作る日中合弁会社の社長を頼まれていた時の事。


部下の一人の人が、こう言ったそうです。


父の部下
社長は本物の経営者ですね。


私はプロの技術屋ではあるけれども、経営者としてはどうかな。

君はなんでそう思うんだい?



父の部下
社長は自分でお気づきじゃないんですか。

従業員は、みんな自然に社長を尊敬するようになるんですよ。




父の部下がそう言った理由には、こんなエピソードがあったのです。



              

              * * * * * * *



ある日、父の元に緊急の電話がかかってきた。


「チーちゃんがトラックに跳ねられた!!」


みんなの読んで良かった!