これまでの人生で貧乏揺すりが1番激しい先生が当時小学4年生の僕をおんぶして助けてくれた話



小学4年生ぐらいの時だった

当時の担任の先生は、とにかく貧乏揺すりが激しかった

一時期、先生の真似をして貧乏揺すりが癖になってしまったこともある

あれから15年ぐらいの月日が経つが、あんなに貧乏揺すりが激しい人はあの時以来見たことがない

そんな先生が当時小学4年生の僕を助けてくれたストーリー



10月の運動会

大人たちが校庭をブルーシートで囲う

母親は手作り弁当を用意し、父親はビデオカメラを片手に我が子を見守る

メインステージの校庭中央では、子供たちがカラフルな帽子で賑わいを魅せる

赤組、青組、白組、緑組

確かこれぐらいの色で分かれていた気がする

薄い記憶を必死に思い起こして書いてるからな(笑)

競技は玉入れ、綱引き、障害物競争、二人三脚....そして

何といっても一番盛り上がりをみせる競技

リレー

このリレーで僕は人生初の救急車に乗ることになる

「位置について、用意.....パンッ!!!」

スターターピストルが校庭全体に鳴り響き、第一走者がスタートを切った 

僕は第3走者ぐらいだったと思う

バトンを渡された僕は、一直線に砂埃を上げながら駆け抜ける

隣で走っているランナーは1人のみ

僕はこのランナーと並走して順位争いをする形になった

30メートルを過ぎたぐらいだっただろうか

コーナーの白いラインが僕の視界に映らなかった

映らなかったというよりも、ライン自体が消えていた気がする

そして僕はどこで曲がればいいか一瞬迷った

その瞬間

並走していた隣のランナーと接触し転倒

僕は頭を地面に打ち、脳震盪を起こした

記憶はここまでだ

その後の話は親と友達に聞いた

友達からは

あのあと走る人たちに踏みつけられてたよ

......どんだけですか(笑) 記憶は失ったかもしれないけど心臓はちゃんと動いて

生きてたんだぞ!!!俺と地面を同化させるなコラ!!と、過去の自分に戻れるならツッコミたい

その時の僕は、「ウソでしょ?」としか言えなかったのを何となく覚えている

親からは

あんたはあのあと先生におんぶされて救急車で運ばれたんだよ

先生におんぶされて救急車で運ばれた???

僕は全く思い出せなかった

僕が目を開いた時は既に病院にいた

MRI検査をしたのも微かな記憶に残っている


担任の先生におんぶされてる時の写真を親がみせてくれた

僕は目を閉じていて、体操着が土まみれになっていた

そんな僕をおんぶしてくれてる先生の表情は、優しさで溢れていた

さすがにおんぶしながらの貧乏揺すりはできないよな...(笑)


10年以上経った今でもあの貧乏揺すりは健在なのか

近い将来、会って確かめたいと思う

ソーシャルメディアがこれだけ普及した現代なら、会える可能性は高いはずだ

いつの日か会えることを願う








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