歩けない猫「どん」との出会いから別れまでの物語

★はじめに★

うちには 猫が3匹いました。


長女 「てん」次女「あん」 そして・・・


ある時、家族の仲間入りをした長男の「どん」・・・。


今までサイト上では「どん」の事を書いた事がほとんどなかったけど


それには、ちょっとした「理由」があります。


彼は・・・「歩けない猫」だったんです。




ある朝 別れは 突然やってきてしまいました・・・。


彼は「天国」に旅立っていきました・・・。



残された私は悲しみを乗り越えて頑張っていかなければなりません。



でも、自分の心の中だけじゃなく、 彼の想い出を残しておきたいので、ここにそっと書き留めます。


彼との「出会い」から・・「別れ」まで・・・



そして わかってもらいたい・・・



北海道の片隅に・・

こんな「猫」が居たということを・・・。


「どん」のものがたり

「キミ」と出会ったのは11月某日。雨の降る夜だったね。締切前で超多忙な一日を過ごし、
残業を終え、私はあと900m程で家に着く!
・・・というところを走っていた。

ふと雨が止み、暗闇に光るアスファルトを対向車線上でうずくまっている「何か」を見つけて、慌ててUターン・・・。

見るとそれは、少し前に車にひかれたばかり!?と思われる「猫」だった。

そのままにしておいては、更にひかれてしまう!!
放っておくことなんか、とうていできず、すぐに歩道に避難させ、一旦家に帰り、段ボール箱とバスタオルを数枚用意し、事故現場へ引き返す。

ワンコの散歩途中だったらしい?オバチャンが・・・
「どうしたの?」とやってきて、「見慣れない猫だね~」と一言。

「でも けがしてるから病院に連れてってあげないと・・・」
「ちょっと待ってて!」
そう言うとすぐそばにあるらしい自宅から電話帳を持ってきてくれた。

借りた電話帳で近くの動物病院 数件に電話したけど、どこもほとんど、診療時間は終わっていて(夜9時を回ってたので 当然だけど)
ようやく営業していた夜間診療がウリ?の病院に行き当たった。


・・・・と、喜んだのも つかの間・・・


「料金は、緊急手術の場合一般的に○万円前後で、
 夜間診察料も別途かかりますけど・・・」


いきなり、こんな説明を始めた。

「飼い主さんが付き添いを・・・」と言いかけたところで

「あ、、飼い主ではないんです・・・実は・・」

と事の成り行きを説明する。


私が、偶然 現場に居ただけの「第三者」だとわかると
手のひらを返したように

「それだと診察料金の所在が・・・云々・・・」

また お金の話?

「料金はこちらでお支払いしますから・・・」と言っても

「飼い主さんが居ない場合は、
 あとあとトラブルになる場合が多いので・・・」


お金がどうとか、トラブルかこうとか?言ってる場合じゃないのに!

頭にきて、電話をがっつり切ってしまった・・・(苦笑)

「医者なのに動物の小さな尊い命を
助けたいという意志はないのですか?!」


と言いたい気持ちをぐっと抑えて・・・(苦笑)

「あ”” ここくらいしか開いてる病院なかったんだ・・・」

と後悔するも すでに遅し。。。


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