フィリピン留学した理由、何かを始めるのに遅すぎるということはない。

毎年旅行をしたい。だから、旅行ガイドブックを作ることにした。


2011年の話


後輩と2人でタイに行った。2泊3日の強行日程。そして、タイ旅行ガイドブックを作った。マニアックなガイドブック。テーマは釣り。iPhoneアプリ。文字じゃなくて音声。旅道場と名付けた。


そこそこ売れた。


そして、翌年の2012年。


どこの国のガイドブックを作るか考えた。


普通のガイドブックを作っても仕方ない。


アイデアを出し合ってる時、後輩に3つの案を提案された。


「ブラジルにサッカー留学はどうでしょうか?中谷さんってサッカーやってたんですよね。サッカーは好きでしょ。人生はサッカーやって言うてましたもんね。その場その場の局面で状況判断して、最適なプレーをすると。しかもチームプレー。人生の縮図なんじゃないかと言ってましたよね。カズより年下でしょ。サッカーの本場はブラジルなんです!ブラジルワールドカップもせまってますよ!」


「フィリピンに英語留学はどうでしょうか?タイに行った時、英語ができないって言ってたじゃないですか。英語はやったほうが良いでしょ?日本の国力は弱ってきてて、このままだと外国に出稼ぎに行かないといけなくなりますよ。中谷さんが今からフィリピン留学で英語のスキルアップしたら、みんなの背中を後押しできると思うんです。」


「中国で嫁探しはどうでしょうか?いま日本の農村部では、嫁がいなくて中国に探しに行ってるんです。中谷さんが、嫁を探すノウハウを見つけるんです。僕は日本の農村部を救いたいんです!中谷さんの国際婚活をコンテンツにするんです。」



フィリピンを選んだ。普通フィリピンを選ぶだろう。誘導尋問。面白そうだからのってみた。これがフィリピンに行くことになった理由です。


留学期間は1ヶ月。十分な期間ではなかったけど、徹底的にやった。英会話学習の道のりが分かった。





あれから2年半。


英語はまだ上級ではないけど、アジアでは日常会話は困らなくなった。


ウェブサイトを作るのは趣味みたいなものなので、フィリピン留学のリアルな口コミを発信してたら、留学エージェントになってた。


最近、僕のことを昔から知ってる生徒に言われた。


「中谷さんが2011年にタイに行った時の英語力を知ってます。自分も勉強しようという気持ちになりました。」


目的は達成したようです。僕が留学したのは37才の時。キッカケなんて遊びみたいなもの。でも、やってみたら違う道が現れた。何かを始めるのに遅すぎるということはない。


著者の中谷 よしふみさんに人生相談を申込む

著者の中谷 よしふみさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。