【子育てよい旅in四国☆第4回】時速5km/hで子どもの人生は変わる。

 「見たらわかるでしょ!」

 いや、見てもわからない・・・。


 そういう子は、なにも障がいのある子に限った話ではありません。前に、真っ青になった脳の画像(キセノンCT)をのせました。あれは障がいのない子の画像です。


 脳の働きが弱くなっていると、誰でも「見てもわからない」状態になってしまうかもしれません。

 大人だってそう。認知症やうつ病などは、やはり運動前野も含んだ前頭葉の働きに関係があるからです。


 自閉症の場合は、ミラーニューロンというのに関係があると言われています。このミラーニューロンがあるのが、運動前野のF5という部分です。興味のあるかたはどうぞ。

『国立特別支援教育総合研究所』「自閉症の人は模倣が苦手?」

http://www.nise.go.jp/cms/6,4932,13,257.html


 では、私たちは「見てもわからない」子どもたちの脳を、ちょっとでもよくしたいと思ったら、なにをすればいいのでしょうか。


↑「ことでん」に乗って、香川県琴平町へと向かう。(子どもの作品)



     ☆



 

 そうして1300段以上の階段にやってくるのですが、この階段を時速5km/h以上でのぼる。


 

 スピードが速ければ早いほど、脳の広い範囲に血流が増すことを、京大名誉教授・久保田競先生が研究されています。これを、踏み台昇降のような、左右交互に行うリズム運動で徹底して行うことが、発達訓練の第一歩。つまり、階段ののぼりおりなのです。ABAなども関連してきますが、ここでは割愛します。


 1300段を一気にのぼる必要はないわけです。少しのぼったら、すぐにベンチがある。電車と同じように、進んだら止まる・進んだら止まる の繰り返しでいいのです。ダラダラ何時間もかけるのはいけません。


 実は、それが楽しかったりします。


↑こんぴらさんにある モニュメントのひとつ「今治造船奉納のプロペラ」。


 このほかにも、『鮭』で有名な画家、高橋由一館もあります。休憩しながら、寄り道ができるのですね。


 

↑階段ではやや急ぐ。のぼりきったらのんびり歩いていい、というルール。



↑自閉症の場合、スピード感のある「歩く」「止まる」といったパターンの動きが楽しい。新幹線や電車が好きな子がいるように。


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