金髪美女が僕の部屋に泊まりに来た 第2回 

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 ヴァネッサ




彼女の名はヴァネッサ。

オーストラリア人だ。

去年一年間は韓国で英語の先生をしていて、オーストラリアに帰る前に日本に立ち寄った。


オーストラリア人といえば、大柄なイメージがあったのだけれど、ヴァネッサはとても華奢な体つきをしている。

そしてなによりも、ものすごい美人。

これから数日間、こんな美女と一緒に過ごすことができるのか。

俺はなんてツイてるんだ!


ヴァネッサ
マサト、京都の街を案内してほしいんだけど・・・
喜んで!



まずは野々宮神社へ。

ここは子宝に恵まれるというご利益があるぞ、

と説明したら、本気で入るのを嫌がっていた。







雨がパラつき始めていたが、かまわず嵐山の竹林へと向かう。

台風の影響で、観光客の姿はまばらだ。

二人で一緒に写真を撮る。


ヴァネッサはとてもきれいだ。

それに比べて私はイケてないなあ。

どう見てもカップルには見えないのが悲しい。





私の計画では、竹林の後はすぐに金閣寺へと向かう予定だったのだが、

ヴァネッサはことのほか嵐山が気にいったらしく、

もう少しこの辺りを散策することにした。



とりわけ、彼女のお気に入りは愛岩念仏寺。

彼女に言わせると、ここの石像たちがとてもキュートなんだそうだ。


石像たちに溶け込もうとするヴァネッサ。

しかし、美人すぎる彼女はとても目立つ。


それに引き換え、私は実によく石像とマッチしている。

悲しすぎる。





日本人とは違い、欧米人のリアクションは大きい。

ヴァネッサはこの愛岩念仏寺でおおはしゃぎしていた。

そんなにいいかな、ここ?


まあ、なんにせよ、彼女が喜んでくれてよかった。

わざわざ台風の中を歩き回った価値があるというものだ。





雨だというのに天龍寺はけっこう混んでいた。

雨の日も風情があり、それなりに美しい庭園だが、

やはり晴れた日に来たいものだ。



二条城に着いたころには風が強まってきて、

ヴァネッサの傘は壊れてしまった。


というわけで、相合傘をして歩きました。

ドキドキするねえ。

女の子と相合傘をするなんて何年ぶりだろう。






もうこれ以上雨の中を歩きたくなかったので、

錦市場へと向かいました。

ここなら雨に濡れる心配はありません。



ヴァネッサはとても好奇心旺盛。

いろんな食べ物を試食していました。

もちろん、タコも見逃しません。





おいしそうにタコを食べるヴァネッサ。

こんな美人に食べられて、さぞかしタコも本望でしょう。



この後、祇園に行くつもりでしたが、

雨脚がさらに強くなってきたので撤収することに決定。


今日はあいにくの雨でしたが、

けっこう楽しめました。

もちろん、底抜けに明るいヴァネッサの性格によるところが大きいのですが。



帰り道も相合傘をして、二人肩を並べて歩きました。

なんだか変な気分になってきた。

ヤバい、惚れてしまいそうだ。









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金髪美女が、僕の部屋に泊まりに来た 3日目

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