六本木のママが教えてくれたこと ~お茶とお水の共通項~

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「佐倉、言っておきたいことがあるから、

 いつもの店に11時に来てくれ」

 

今から10年以上前、一本の電話を受けた。

転勤の為、翌日渡米する当時の会社の先輩から。

 

何事かと思い、少しビビって六本木へと向かうと、

 

「俺は明日から米国本社勤務になるから、

 俺が出張で戻った時、いつ来ても良いように、

 俺のボトルを今日からお前が引き継いでくれ」

 

ホッとしながらも、とても深い気持ちになった。

それは、日本人最年少で、あるポジションにつく

その先輩が、お気に入りだったお店を託されたから。

 

しかも、暫くは新しいボトルを入れる必要がない程、

新規ボトルを数本、先輩は既に入れておいてくれた。

 

そこは、会社の先輩方が代々通い続ける、

酒の場でのイロハを、私も沢山教えて頂いたお店。

みんなの読んで良かった!