(3話)お水がもつ情報とエネルギー☆ 薬と毒の境界線!
「薬も毒になり、毒もまた薬になる」
「薬も使い方を誤れば毒になり、
毒も使い方を変えれば薬にもなる」
あるドラマの中で、このように述べられていました。
中高時代の友人の職業は、医者が断トツで多いのですが、
彼らから、よく次のように聴かされます。
「(通常のケミカル)薬は、副作用を伴う。
その副作用が強いと、むしろ毒になる」
30年を越える、長い付き合いの親友たちなので、
裏話も沢山教えてくれますが、さすがにそれは
文書には出来ないので、単純な例を挙げると、
細菌を殺す抗生物質は、ヒトには相対的に害が小さくなる様
作られる為、ヒトには薬ではあっても、細菌には毒となる。
薬には、眠気を伴うものが数多くありますが、
時として、眠気は病人には必要な効能となるものの、
仕事や運転をする人には、副作用となる。
除菌ハンドソープは、ヒト様の衛生には
寄与してくれますが、それを洗面台から流すと、
自然界で活躍してくれる菌や微生物までもを。。。
これ以上、あまり深く入り込むと、
ぶっちゃけセミナーの様な内容になるので、
思いっきり視点を変えると、“薬と毒”は、
西洋医学のケミカル医薬品だけの話に留まりません。
身体に必要な栄養素を含む食べ物や、
自然界では一般に毒とされているものにも言えます。
高栄養価の食材であっても、摂り過ぎると、
痛風、高血圧、糖尿病になったりしますし、
時代劇で毒として良くもられる“ヒ素”は、
中医学では解毒剤、抗炎症剤としても活用され、
西洋医学でも、急性前骨髄球性白血病に使われたりと。
いずれにしても、“薬と毒”の境界線は、
季節や体質、その使い方によって大きく異なります。
個人的には、遡ると、その根幹は、
生活習慣&心の在り方、地産地消&遺伝情報、
お水&生命誕生&細胞分化へと繋がる気がします。
ちなみに、韓方医学の祖、“ホジュン”が編纂した
『東医宝鑑』の湯液篇には、“水”が最初に記され、
しかも、そこでは“水”が33種にも分類されており、
このように綴られているそうです。
「人は日常に用いる水を軽視しすぎる。
人の体を形作るのも水であり、
寿命の長短もまた水と関係する・・・」
★このくだりは、過去のメルマガをご参照ください!
http://ameblo.jp/sakura-ke/entry-11457620061.html
ちなみに、冒頭の言葉は、昨日、
最終回である第54話(GW中に完全制覇しました)
を見終えたばかりの『宮廷女官 チャングムの誓い』
からの引用です。
「薬も毒になり、毒もまた薬になる」
「薬も使い方を誤れば毒になり、
毒も使い方を変えれば薬にもなる」
私の体験、検証では、
薬と毒の境界線は、“究極の地産地消”と関連しているようです。
~~つづく~~
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