Bride of Japan 2014 ファイナリスト 大西佳奈 コンテスト当日

前日からよく眠れず、あっという間に当日の朝を迎えました。



生まれて初めてのウォーキング、ウェディングドレス、何もかもがドキドキでした。スピーチも噛まずに、練習した通りに話せるかどうか、不安で不安でたまりませんでした。


入社試験以来の緊張感でした。なんてったって、私はど素人。でも本番を見に来てくださるお客様や審査員の方には関係のないこと。やるからにはとことん楽しもう!頑張ろう!と自分自身を奮い立てました。ウォーキングのリハーサルを終え、控室に戻り、とにかく練習、練習...。色打掛を着用してのウォーキングはとても難しく、ただでさえ重いのに上手く立ち居振る舞いができるのか、時間が経てば経つほど不安の壁は大きくなりました。




控室では、ファイナリストも各々過ごしたいように過ごしておりました。私は、ウォーキング講師の金ヶ江悦子さんや前回グランプリの清水夏子さんに最終調整をしていただいたり、緊張を解していただきました。本番までの時間がとても長く感じました。


 ヘアメイクの準備を終え、会場に向かう際に両親に会いました。私の晴れ舞台を楽しみに岡山から来てくれました。両親も緊張しているようでした。なんだかいろんな思いがあ溢れてきて、涙しそうになってしまったのを今でも覚えています。


 いよいよ本番。



 舞台に立って、見渡した景色は一生忘れません。応援に駆け付けてくれた大切な友達や先輩、そして両親。みんなに支えられて今があるんだと再認識しました。本番の舞台で、練習通りに出来たかというとそうではありません。緊張でいっぱいでした。スピーチも止まってしまいましたし、思う様に笑顔を出せなかったかもしれません。ただ、一生懸命その時間を全力で楽しみました。二度とは戻ってこない「今」を身体で感じました。


 結果受賞をすることは出来ませんでしたが、今回のファイナリストに選ばれたことによって得たものはたくさんあります。それはファイナリストの仲間や、今まで普段の生活では出会えなかったスタッフの方々とのご縁は私にとって刺激になりました。挑戦し、苦しんだこともありましたが、失ったものは何一つなく、壁を乗り越えたからこそ見えた景色はとても清々しく、達成感でいっぱいでした。


 改めてこのような貴重なチャンスを与えてくださったBride Of Japan のスタッフの皆様に感謝申し上げます。




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