教育系Webサービスを立ち上げた経緯

学生から起業志向

元々は、自分の学生時代の経験(指導教授のNPOの運営の手伝い、日本やサンフランシスコのNPOの調査、NPOを支援するNPOで留年して働く等)から、NPOの経営を学ぶような大学院を創りたいという夢を持っていました。そしてそのためには起業して力をつけることが一番の近道ではないか、と考えていました。

直面した人の死

社会人になってからは主にIT業界を歩み、幅広い経験を積もうとエンジニア→プリセールスというキャリアを経ていました。いい出会いがたくさんあり起業も忘れかけていたほど充実していたのですが、ちょうど仕事場で向かいに座っていた方が亡くなりました。お見舞いに行った時の衝撃は今でも忘れられません。人生はあっけないということを心の底から実感して、自分がやりたいことをやる決意をしました。

倒産

とはいえ、アイディアも何もなかったので、まずはコンサルティングファームに転職して、その後、新規事業の立上を経験をするというステップを踏むことにしました。ファームでは非常に苦労し、新規事業の立上を担当した会社は倒産しました。得たものは非常に多かったですが、もっとも大きかったのは人との出会い。今の会社のメインのクライアントの方ともこの時期に知り合いました。

個人事業主から会社設立へ

倒産したときに、前述のクライアントの仕掛かり中のプロジェクトがあって「抜けられては困る」と言われたので、途中で投げ出すわけにもいかず、個人事業主として請けることにしました。プロジェクトは非常に多忙で困難を極めたのですが、その後も様々な仕事をご発注頂き、経験やノウハウ、資金、人脈が蓄積していきました。会社を設立したのは形を整えたかったからではなく、税金の観点からでした。

労働集約の限界を感じる

会社は順調だったのですが、ここで入院をします。クライアントワークで多忙な中、自社のサービスを立ち上げようとして過労になってしまったのが原因です。この時に、高給であるものの、労働集約にすぎないというコンサルティングの現実を突き付けられました。継続リスクが高くスケールしない。入院したことで、そのような事業を続けている危険性に気づくことができました。

教育系Webサービス検討

退院後、コンサルティングの稼働を減らし、Webサービスを立ち上げる準備をすることにしました。知識集約型事業であり、リスクを最小化しスケールできるWebサービスを検討するのは必然でした。検討した分野は教育系。元々教育に興味があったのは事実ですが、ビジネスにしようとは考えていませんでした。選んだ理由は、クライアントワークを通じて教育の社会的意義の大きさを感じたのと、これからテクノロジーによって教育が変わるのではという予感からでした。

続きは・・・

ストーリーの続きは下記で記載していますので、良かったら見てください(笑)
サイト自体は下記になります

起業を考えている方へ

振り返ると自分はスキルアップのために遠回りをし過ぎたと思います。経験上言えることは、サラリーマンやコンサルティングで培うスキルは起業に必要なスキルの一部だと思います。それよりもアイディアや資金、何よりも仲間が重要なので、それらを早くそろえて早く一歩を踏み出すことのほうが大切だと思います。ただし、それらができなければ私のように飯を食えるスキルをまずは身に着けるというのもありだと思います。起業、特に教育系で起業を考えている方はお気軽に相談ください。できる範囲で喜んで協力させて頂きます。お忙しいところ長文読んで頂き、ありがとうございました。m(__)m

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