共に寄り添う

他人だった二人が恋人となり夫婦となるこれは私にとってとても幸せな出会いだ。
最近疲労がたまりツライ主人を見ていると、私は自分に言い聞かせてきた。
きっと私と同じか…私以上に主人は疲れているんだって。私がニコッと笑って主人の帰宅を迎えること、それが私にできるたった一つのことだと。
でも、私の方が主人よりは体力的にも精神的にも本当はきつかった日もありましたが、私が何も言わずにいても主人にはわかるようです。
これは、私がわかりやすい単純な人間だからだけじゃない。きっと主人が私を見ていてくれているからだと感じます。
毎晩、終電近い帰宅が続いていても私の作るご飯をどんなに遅くても食べてくれて、少し会話をしたら疲れきって倒れるように寝る主人。
私はその姿を見て苦しくなる日もあります。どうしたら支えられるのか…悩む日もあります。私は決して完璧な人間でわなく、どちらかというと抜けていて頼りないところがあり、精神的にも弱いと思います。でも、帰宅して少しでもほっとする空間や時間を過ごしてもらえたらと願い、考えている気持ちは通じるのでしょうか。
他人だから…と分かり合えないこともあるけれど、他人だから分かり合いたいと願ったり考えたりすることで寄り添うことはできるように感じます。
一方通行の想いなら寄り添う前に気づくこともできないだろう。でも、主人も私も気づくことができるということは互いに考え、想っているからだ。
ある友人に教えられました。
他人でも夫婦となったからこそわかりあう努力を惜しまずに全力で出来るのだと。でも、時には息抜きをしなさいと。
ありがとう。
過去の全てに寄り添うことはきっと夫婦でも難しいでしょう。でも、今この瞬間に全力で寄り添うことはきっとできる。でも、人にはそれぞれに心に器を持っているから、その器から想いが溢れてしまう前に自分でできる息抜きをして心が重くならないようにしようと思う。

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