脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜別離・2〜

成功のために何を犠牲にするか


入学に行く前にもう一つの別れを少しお話したいと思います。


会社をやめて、東京に引っ越すことで失ったものは色々ありました。

収入も途絶えるわけですし、今まで愛知で遊んでいたアナログゲーム仲間ともしばしのお別れにもなるのがとても寂しく感じました。


なぜならば、愛知でのアナログゲームサークルとの出会いがゲーム制作に対する熱意と自信を授けてくれた要因だったからです。


TRPGをサークルで遊び、ハマったことからシナリオを自作してゲームを運営するという一連の流れを相手の気持ちになって行ったことが、ゲームを作りたいと願う気持ちの一端となっています。


TRPGを知らない人に軽く説明をさせていただきますと、TRPGとは人間同士で会話をしながら、用意されている物語の目標をキャラクターを操り解決するというゲームです。


例えるなら、オフラインでMMOをキャラクターのコマとかを使って遊ぶゲームと思って貰えるとわかりやすいかもしれません。

クエストの敵や宝箱の存在を設定するゲームマスターとキャラクターを使うプレイヤーがお互いにキャラクターの行動を演じる(ロールプレイ)することで遊びます。


演じることによるナリキリ要素やコンピューターゲームでは限界のある行動に制限がないなどが独自の魅力になっています。


詳しくはまた別の機会にお話しますが、こういったアナログゲームを会社に行きながら遊んだことで、社交性が上がり、また「面白いシナリオはどういうものか?」という思考作りにもなりました。


そんな人々との別れは寂しくもありましたが、成功のために感謝をしながらも、一時の別れを決めたのです。


……続く

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