食べても食べても空腹感。そこにはある感情があった。
コクのあるクリームがたっぷり詰まったシュークリーム、スッキリなようで味わい深いラーメン、じっくり焼かれ、噛む端から肉汁が溢れ出るハンバーグ…。
私は美味しいものが大好きです。
食べているとすごく、すごく幸せな気分になります。
ドイツやウィーン辺りの高級ホテルで、世界中の美味しいものをたらふく食べるのが夢です。
1日かけて、好きなだけ。
食べても何か物足りない
なのですがその一方で、食べても食べても空腹感がおさまらない。
ご飯を食べた30分後ぐらいにお菓子をつまんでいたり、ラーメン屋とマックをハシゴしたり。
夕飯の前におにぎりと甘いものを買って食べる、なんてこともしょっちゅうでした。

こう、心の中で常に叫んでいるような感じ。
いくら食べても物足りないんですね。
食べることが代償、もしくは逃避行動だった?
思えば子供の頃から、食べることへの関心は強かったです。
まるで食べることで、何かから気を紛らわせていたように。


小さい頃から会話に加わっていくのが苦手で、大人しく過ごすタイプでした。
でも本当は構ってほしかった。注目を浴びたかった。


「構ってほしい」なんて言ったらイヤな顔をされる。うるさがられる。
幼い私は周りの様子を見て、そう判断するようになっていたのでした。
人にこうしてほしい、でもそう言えない。それは裏を返せば…。
コントロールしたい欲求
人をコントロールしたい、でもできない。と言うことなのでした。
他人を思いのままにコントロールすることなんてできない。当たり前のことですよね。
でもそれは自分の中に根付いてはいませんでした。
自分は優れている。だから願いは叶って当然。
こう思っていたかったのです。


人生思うようにいかないこともある。それを心の底では認めたくなかったのです。
認めてしまえば自分を否定することになるから。
「万能な自分」というイメージが崩れ、自分が自分でなくなってしまう。
それが怖かったんですね。
大丈夫。万能感なんかにしがみつかなくても、あなたは現にここにいる。
気付けば自分にそんな言葉をかけていました。
そしてそこまで到達したご褒美に、小さなパフェを食べました。
バッチリ満腹感を得て帰りましたとさ。
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