TOEIC500点・グローバルに働きたいけれど自信ゼロだった大学生が、既卒留学して変わっていくお話

これは、グローバルに働きたいけれどTOEICも中途半端で自信のない大学生が、

沢山遠回りをして既卒での留学をきっかけに変わっていくお話です。


・留学したいけどお金も時間もない

・将来グローバルに仕事がしたい(けど何もしてない…)


そう思った事のある人の一歩踏み出す力になれたらと思います。

ついこの前までそうだった私ができたのだから、きっとあなたもできると思います。


留学に行くまで


留学に行くと決めたのは2年前、大学4年生の夏。

当時は周りの友達はほとんど就職先が決まっている中、私は

「グローバルに働きたい…でもその為に今の自分は足りないものが多すぎる」

「留学がしたい…でも、時間もお金もない」

「とにかく就職しようか…でも、やっぱりグローバルに働く事が諦められない」

という終わりの見えない自分会議を繰り返して、素直に面接を受ける事ができなくなっていました。


大学受験に失敗した私は、1年生の頃から漠然とした将来の不安と負けん気の塊で、

進学校だった高校時代の友達よりもずっと努力して、学歴コンプレックスを乗り越えるんだと

大学在学中は挑戦したら力がつきそうな事を端からただひたすらやり続けていました。


でもそれはいつの間にか、小さい頃からずっと行きたかった留学を後回しにして、

不安をかき消すための”挑戦した方がよさそうな事”ばかりに忙しい状況を作っていました。


わたし
これからどうしよう。。。


学生生活の最後の最後で、やっぱり留学が諦めきれずにいた私に届いた、母からメール。



「留学でも旅行でもなんでもいいから、欧州に行って原点回帰してきなさい」



お金とか既卒とか、色々考えすぎていた私の背中を押す母の一言。

この言葉に私は奮起して、「来春絶対留学する。」と覚悟しました。



まず留学エージェントに片っ端から会いました。そして欧州や世界中から人が集まるロンドンで、大学の授業とインターンもできるというInternational Business Programという形を取る事に決めました。

アカデミックな内容を学ぶだけではなく、実際に現地で働く事がグローバルに働くことへの一番の近道だと思ったからです。


この留学を叶える為に越えるべき壁は、

・留学資金作り

・英語の試験(IELTS)で基準値の得点を越える事

・英国大学との資料のやり取りをすること

・大学を卒業すること

でした。


早速アルバイトを掛け持ちして、IELTSの申し込みをして、スケジュール帳、参考書、通帳とのにらめっこの日々が始まりました。


当時の私は「どうしたらできるか」しか考えていなかったので、冷静に考えるとあの頃は週80時間以上働きながら大学と英語の勉強をして、英語の志望動機書等書類の準備をして、という生活だったので大変だったのだけれど、当時は本気で留学できなかったら死ぬと思ってたので必死でした。


こうして私は無事準備期間を終えて大学を卒業し、

2014年5月イギリス行きの飛行機に乗りました。



ロンドンでの1年間

最初は思っていた通りに行く事よりもそうは行かない事の方が多かったです。

イギリス訛りの英語は聞き取りづらくて全然聞き取れないし聞き取ってももらえないし、

バイト先で取った電話で英語がわからなすぎて不甲斐なくて泣いて帰ったり、

大学のエッセイとプレゼンと就活が重なって全然寝れなかったり、

ポンドがどんどん高くなってしまった為に安い家に引っ越さなければならなくなったり、

お金はないし課題ややる事が盛り沢山で部屋にいる時間も多くなっていました。


でも、インターンが始まる頃には調子も掴めてとても楽しくなっていました。

インターンシップでは、自分の専攻を活かせるPRの仕事を希望しました。第一希望だった現地のPR会社は特に日本の顧客を持っていたりしていた訳ではなく、インターンの枠を狙う他の候補者たちはイギリス人はもちろんアメリカ人や他の外国の人達でした。英語は完全に劣る候補者として迎えた面接当日の朝、私は緊張を紛らわそうとなんとなく見ていたTwitterで、



と、これから面接をしてくれる面接官の方が当時テレビで流れていたジョン・ルイスのCMのリンクをシェアしているのをみつけました。

そこでわたしはひらめいて、近くにあった紙で折り紙の急いでペンギンを作って持っていき、

面接の最後に「Merry Christmas!」と言って、ペンギンを渡しました。


(渡したペンギン。笑)

後日談ですがこのペンギンが+αの良い評価に繋がったようで、晴れてそのPRの会社でインターンをすることに決まりました。

この会社でのお仕事はひとつの大きなテーブルを皆で囲んで仕事をするスタイルだったので、社長や上司がどんな仕事をしているのかも含めてかなり幅広くPRの仕事を見て経験することができ、本当に素晴らしい経験になりました。でも初めは、皆が仕事をしている所に何か一言言葉を発する事すら緊張しました。

わたし
(…皆仕事集中してる…でも私はこれを聞かないと先へ進めない…聞くぞ、聞くぞ、えいっ)
えっ…Excuse me, could you do last check before I put this on the website?
(すっ…すみません、サイトに上げる前に最終チェックしてもらえますか?)
ソフィー(上司)
Of course! ... it is better to change like this... OK, perfect, well done!
(もちろん!…ここはこうした方がいいね…うん、これでよし!よく出来たね!)


こんな風に忙しくても親切に私の質問に答えてくれ、本当に素晴らしい上司の方々だったので、私はどうにかして仕事で役立ちたくて、毎週小さな目標を持って貰った仕事も工夫をしながら仕事をしていました。

オフィスでの仕事以外にも、ジャーナリストを招いたクライアントのプレスパーティーが週1回ほどありました。その場では積極的にジャーナリストに話しかける事が求められましたが、1回目はなかなか話せず、早退することになってしまいました。私はその悔しい思いを糧に2回、3回と回数を重ねる度にどんどん話しかけるようにしました。するとある日のパーティーの後社長さんが私のところへ来て、

アン(社長)
あなたの成長はとても早いわ!最初の頃のあなたとは別人みたいね。ジャーナリストの人達もあなたのこと気に入ってたよ。

と言ってくれました。このようにして徐々にチームの一員として受け入れて貰っていくのがグローバルに働くことを夢見ていた私にとっては本当に嬉しく、夢中で仕事をする日々でした。そして気付くとあっという間にインターンは終わってしまい、インターンの最後には皆でお酒を飲みに連れて行ってくれました。

アレックス(上司)
もうあなたのインターンが終わりなんて!本当にあっという間だったなあ。いなくなって欲しくないよ!
アン(社長)
あなたをインターンに迎え入れてとてもよかった。他のスタッフもあなたが好きだし、もしもうちで働きたかったらすぐ連絡しておいで。

と、これ以上ない言葉を言ってくれて、私は少し泣きました。

私がロンドンで過ごした1年には確かに意味があったと自信を持つ事が出来ました。


他にも友人と作った動画がプログラムの先輩や大学の人から好評を得る事ができたり、

誕生日はいろんな国の言葉の曲で祝ってもらったり、

同僚や友達や先輩のおうちででパーティーをしたり

沢山の楽しい友達や人生の先輩との出会いに恵まれて、

挙げたらきりがないほど素晴らしい事が沢山ありました。

そして最初はわからなくてイライラの元だったイギリス訛りの英語も、

今では一番愛着のある英語になりました。

あっという間だったけれど、本当に密度の濃い1年でした。



私が留学してよかったと思う一番の理由は、自信がついたことです。

自分でやると決めた留学を実現して、次に繋がる可能性を掴めたことは確かに要素として大きいけれど、例えば「どんな仕事がしたいの?」と聞かれた時の自分の答えの中に大きな違いを感じます。

その答えは今も留学前も変わらず

わたし
グローバルに働きたい(国内だけではなく、海外を相手に/海外の人と仕事をしたい)です

ですが、

留学前の私
グローバルに働きたい(けど、今の自分はグローバル人材の机に着くにはまだ色々足りない)です

と思っていた留学前から、


留学後の私
グローバルに働きたい(し、出来ると思うし、やっぱり好きだからやりたい)です

と変わる事が出来たのは自分にとって大きな変化でした。


自分の心の声は、聞こえないふりをしても、蓋をしようとしても、完全に消す事はできないです。

不安も自信も表情に出るし、「やりたいけどできない」と思っている事は、「どうしたらできるか」と考え続ければ大半のことは実現させる方法が見つかると思います。「できない」と蓋をして、忘れた頃に思い出して後悔するくらいなら圧倒的に正面から向き合った方が良いです。


もしもあなたが留学を迷っているとしたら、自信を持ってお勧めします。

お金がない、既卒だからという理由で諦めるには本当にもったいないくらい、海外での1年は人生を変える可能性を沢山秘めています。


最後に、既卒で留学という道を応援してくれた両親に本当に感謝しています。


このお話を読んでいるあなたの人生がより良いものになりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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