「さすが」偉そうに卒業論文を語る

工学部・卒業論文の書き方・学術論文&特許を意識した図の作り方



卒論の書き方と私


工学部での卒論の書き方を語る。卒論発表での図の作り方。


卒業論文を書いたのははるか昔。苦労した分、思い出ぶかい。




化学または物理系の学生さんへ。僭越ながらアドバイス。




●タイトルは内容を的確に表して、アカデミックに。


なんとかへの応用を目的とした


なんとか法による


なんとかの作製および評価


なんとか解析




●実験方法や理論


作製技術、分析方法、応用分野。




●卒論発表向けの図を作る←これが一番大事。


0、応用分野で求められる性能について


1、性能の向上


2、全体を見渡す実験結果の図


3、注目した部分の結果


4、注目した部分の違いが鮮明になる1対のサンプルを比較←これが特に大事


5、現象を説明するモデル図




これに、タイトル、背景、実験結果、これまでの経緯、まとめ。


この10枚プラスアルファの図で10分発表すればOK。




●図を作るときのコツ


一枚の図で言いたいことは一つに絞る


大きく全体像を見てから細部へ進むこと。←これ重要。


小さな図を並べるのはNG。たくさんデータをまとめて一つのグラフにする。


グラフの線は2本まで。シンプルに。


グラフの軸をしっかり説明。比較するなら軸のメモリはそろえる。


写真は、写し方、倍率をそろえて二つ並べる。たくさん並べるのは不可。


写真は良いものと悪いものの違いが鮮明になるように選ぶ。


図の中の字は大きく。顕微鏡写真はスケールを入れる。




●卒論発表のストーリー


仮説をもとに新発想で性能向上ができた!!


性能の向上する前後のサンプルを解析して理由を明らかにする!!




発表に使う実験結果から言えることを丁寧にすべて説明する。


先走った考察はNG。結果から導かれることだけを言う。




解析だけの発表なら「何のために」解析したかを明確にすることが特に大事。


↑どういった特性をあげるために必要な解析か。




●卒論へのアドバイス


学術論文の図の作り方を真似する。


工学部なら必ず「特許」を読む。


卒論発表は学会発表へ向けて。


学会は論文&特許へ向けてのステップ。




性能向上の実績ではなく、発表方法を身につけるための勉強と心得る。

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