若かりし頃の詩篇ストーリー

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詩・愛と友情を信じすぎた

あの人は愛と友情に満ちていた

周りを愛しすぎた

友人を信じすぎた

時に拒まれることも

時に裏切られることも

あの人には受け入れられないことでした

愛と友情に満ちて

周りすべての人たちの幸せだけを

考えすぎた…

自分の幸せが見えなくなっていた…

足音の詩

遠くから足音が聞こえる

孤独な心を抱える者の足音

疲れきった体を抱える者の足音

あの孤独はいつ終わるのだろう

あの足音はどこへ向かうのだろう

悩みやすく生まれた者

自ら幸せを逃した者

過去を悔やみ未来を諦める者

心に不安を感じる者の不安

自分の弱さが許せない者の弱さ

誰からも愛されていない者の愛

悩みを理解されない者の悩み

見て!

重荷を背負って生きていく人を

聞いて!

あの人の足音を

あの疲れは誰が癒せるのだろう

あの足音はどこへ向かうのだろう

どんな苦しみを強いられても強く生きていく人の強さ

仲間が見つからずに一人きりになっている人の孤独

食べることにさえ喜びを感じない人の料理

悲しみで出来たしわと悩みでゆがんだ眉間

見て!

すべての人の重荷を背負って生きていく人を

聞いて!

重荷を背負ってくれる人の足音を

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