この世界は金じゃない。
俺は高校をやめた。
理由としては、見てくれが悪かったために、学校で起こる問題は全て俺のせいになった。
やってもないことの罪を俺に被せ、解決したかのように振る舞う。
教育とは。
学校とは。
社会とは。
わからなくなりました。
俺はもちろん、こんなことやってらんねえ!
ってことで辞めた。
これで俺は自由だ。
通信制で、とりあえず高卒はしよう。
自由の身だ。
しかし違った。
昼から居酒屋で焼き鳥を焼くバイト生活。そこに向かう途中、社会的権力者に職質される。
これからなにすんの?
バイトだよ。
まぁ、こんな生活は続き、俺は見事にブラックな人間になる。
これは違う時に詳細を書こうと思う。
今回の問題はそこじゃあない。
人生はお金じゃない。ということ。
16.7歳にして、月に10万以上稼いでいた。
周りは部活動をしているため、お金はないけど毎日充実していた。
普通の高校に入っている友達と、昼に電話すると、電話の向こうからチャイムが聞こえてくる。
このチャイムの音は、一生忘れない。
俺はなにしてんだって。
俺にはなにができんだって。
脳がないから解決はできない。
みんなは今度合唱祭でさ、、、
とか
文化祭準備だるくね、、、
とか
いやいや、めっちゃ羨ましいよ!!!
なにもねえよ!
金しかないよ!!
たしかにはした金かもしれないけど、高校生で10万越えは多いよ。
それでも心はまったく満たされなかった。
人間の感覚的な部分で、お金じゃ買えないんだよね。
満足ってなんだよ。
毎日働くことか?
安定して、収入得ることか?
そうじゃない。
いかに人と人で楽しいねって毎日言えるかでしょって。
あの時に僕は学んだんです。
そんな俺は今、。
続く。
著者の橋口 幹さんに人生相談を申込む
著者の橋口 幹さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます