第34話『前日まで寝たきりだったが、一念発起して職場復帰へ』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

前編: 第33話『職場復帰までの長い道のり』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話
後編: 第35話『【第4章 うつ病克服専門心理カウンセラーへの道】 うつ病克服専門心理カウンセラーへの決心』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

僕は、職場復帰する前日まで寝たきりだった。トイレに行くのもしんどく、ご飯を食べる元気も出ない。それでも復職の期限が迫っている。僕は、あと二日で退職というタイミングで復職をした。





 復職当日は、動かない体に無理を効かせて、がんばって起き上がった。そして、重い足取りで、会社に向かった。ゆっくりと通勤に向かう途中で、「会社に行くのが怖い」「僕の居場所はあるのだろうか」「僕が行っても何の役にも立たないのではないだろうか」などと考えながら、会社へと足を運んだ。





 そして、やっとの思いで会社に着き、自分の席に着くまではものすごく恐怖があった。「周りからどう思われているのだろう」と怖かった。そして、約2年ぶりに自分の席に着き、周りの人たちと少し会話をした。そうしたら、心配してくれていたこと、逆に無関心だったこと、普段通りに接してくれたことなどが僕にとっては嬉しかった。





 腫れ物に触るような対応をされるとこちらも逆に委縮してしまうので、健常者と同じように扱ってもらうほうが自由でいれた。もちろん仕事の負荷や納期はゆるく設定してもらい、病気の回復に十分配慮してもらうことで、どんどんと回復を図れていったのはとても恵まれていたことと思う。職場の理解がなければ今の僕はなかった。





 仕事内容は2度目の休職をしたときの延長線上だった。人間関係も少し変わった。そのおかげで、だいぶ自分らしく入れ、うつ病への配慮もあった。みな普段通りに接してくれた。





 ただ、会社の業績が良くないこともあり、仕事はなかなかハードだったため、ついていくのに必死だったが、先輩の力を借り、周りに支えてもらうことで徐々に回復していくことができた。





 職場復帰してから半年も経つと、だいぶ会社に行くことにも慣れ、仕事もはかどるようになっていった。復職当時は、仕事に行くことが仕事というくらい、辛く苦しかったが、それも時間の経過とともに、だんだんと慣れることができた。僕の場合は、職場に恵まれていたのだと思う。有休も少し残っていたが、あまり使わずに出社することができた。





 だからこれを読んでくれている人も職場復帰を恐れる必要はない。うつ病だからといって、変な対応をされることはあまりないだろう。多くは心配してくれるか、無関心なことがほとんどだ。人というのは本来温かい生き物だ。病気の人に無茶な仕事を振る人はいない。だから安心して職場復帰に臨んでほしい。





 主婦や主夫の方でも、一度外に出てみると、意外とやれる自分に気づく。怖い怖いと思って逃げていると、一生社会復帰できなくなってしまう。怖さを持ちながらでも、一歩前に進むことで、見える景色が変わってくる。無理は禁物だが、社会とのつながりをもっていたほうがいいと僕は思う。





 次章ではうつ病克服専門心理カウンセラーになった理由や活動について書いていきたいと思う。この辛い経験を生かし、如何に社会に自分の活動を還元できるかが大切だと思っている。自分はうつ病になってよかったと思えるのは、この活動をしているときだ。人の役に立てることがどれほど嬉しいか認識できた。今後はこの活動を通して、内容や夢などを書いていく。共感していただけるととても幸いである。






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第35話『【第4章 うつ病克服専門心理カウンセラーへの道】 うつ病克服専門心理カウンセラーへの決心』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

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