ほぼノーマルのマーク2でサーキットを走ってみた!走行前「速く走るにはやっぱパワーだよパワー」走行後「ごめんなさい、まちがってました」

オートポリス本コース。

D1や、GTなんかも行われるコースで、九州は大分県にあるコースです。


通常はほぼノーマルの車は走れないコースです。


ロールバー無しだと通常では走れません。


今回はイベントにて特別にてバー無し車両も走行可能です。


一応車のスペックを。


JZX81マーク2ツインターボ。

(クルーズコントロール付!)

当時の愛車です(笑)


TEIN車高調、社外マフラー、社外エアクリーナー、5速MT載せ換え、社外LSD、前後タワーバー、一応フルバケ。


ノーマルに毛が生えた位のスペックですね^_^;


ちなみにエアロも未装着なおっちゃん車両にエラそうにフルバケが一脚鎮座してます。


因みにMTは70スープラ用です。

この手に流用するとミッションが若干斜めに付きます。

どの位かと言うと、大体3速に入れた時が普通のクルマのニュートラルの位置と言うと大体分かるかな?

2速がすっごいシブくて、入りにくかったのを今でも覚えてます。



そして周りのライバル達。

軽も居ますし、シビック、GTRなんかも居ました。


軽には抜かれたくない!


なんて気持ちで居ましたが、、、


シビック勢、軽(ほぼアルトワークス)はほぼ全てロールバー装着済み。

かつ、タイヤはSタイヤ(ネオバ等より食いつきます)( ̄▽ ̄)


ちなみにぼくは、フロントはそこそこのスポーツタイヤ、リアはウンコタイヤ(余り食いつかないタイヤです)。


しかし、軽には負ける訳には行かない!


なんて、明らかに車格が下の車を敵対視して見ていました。

レースでもないんですが( ̄▽ ̄)


いざ、尋常に勝負!(笑)


レースでは無いのでクオリファイ(予選)などあるわけもなく、並んだ順に一斉スタートです。


直線番長のぼくみたいなクルマ達は、NA(ノンターボ車)や、軽の塊をストレートで抜き去り先頭集団に一気に踊りでます。


コーナーでシビック勢に抜かれます、だってアクセル踏むとLSD入ってるし、ウンコタイヤだし、リアが滑るんだもん(言い訳)


しかし、軽には負けるワケには行かない!


そして運命の1週目のホームストレート!

えっ?1週目?早くない?


そうです、ここで一気に戦意喪失です。


ストレートはターボなんで前にいた奴は大概抜けました、メーターはスピードリミッター(日本車は大概180km/hでリミッターが作動します)解除してないので180km位しか出ません。


さぁ第1コーナーだ、ブレーキを、、!?

その時ステアリングに物凄い振動が伝わると同時にブレーキペダルが奥に入って行く。。。


ブレーキがフェード(ブレーキオイルが沸騰する現象)してるー


ヤバい!曲がれない!


頭が真っ白に




なりませんでした^_^;



とっさに若干スピードは落ちては来てたので、シフトダウンさせて(多少レブ(回転計の赤い部分より回ってしまう事)あたろうが、関係ねぇって、叩き落すと感じですね)、サイドを併用。



コーナーで超ドアンダーは出したものの、何とか無事に済みました。



因みにブレーキ関係フルノーマルです。

ブレーキオイルさえ沸点の低いDOT3でした( ̄▽ ̄)

GTツインターボというグレードなれど、ブレーキは通常グレードと同じ。




それからはブレーキ踏むのが怖くなり、時間いっぱい流して終了。



軽にもコーナーで抜かれ、シビック、GTRには周回差まで付けられるという始末。



速いなぁシビック。



あ、軽も速いなぁコーナーでは。




止まる事なんて、あまり考えてなかったなぁなんて終わってから反省。



安全に止まる事が出来る、ブレーキを信頼出来て初めてアクセルも踏めるんだなぁと身を持って体感できた1日でした。



ぼくがなぜこのような考え方に至ったかというと。



グランツーリスモ、このゲームの影響が大きいですね。


だってブレーキなんて強化しなくてもデッカイタービンキットつけて、パワーだけ上げただけで速いんだもん。




でもリアルとゲームはやっぱり違う訳で、ゲームでできる超高速コーナーリング(通称カベ走り)

なんて事はリアルではやれないですよね。


確かにパワーを上げると速いですよ、でも止まれて初めてそのパワーは輝けるのではないか?


という考えに至った訳です。



マシンセッティングはバランスが大事だ。

みたいな言葉はココから来てるのかなぁと。



何事も自分がこうだ!と信じているモノも視点を変えちゃうとひっくり返ってしまう事もあるのではないか?



なんて考えさせられる深い一日でした。


皆様今日も安全運転で。。。




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