第35話『【第4章 うつ病克服専門心理カウンセラーへの道】 うつ病克服専門心理カウンセラーへの決心』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

前編: 第34話『前日まで寝たきりだったが、一念発起して職場復帰へ』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話
後編: 第36話『個人事業からの出発』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

 僕がうつ病克服専門心理カウンセラーになろうと決意したのは、自分がうつ病でとてつもなく苦しんだからだ。うつ病で苦しんだことのない人には、うつ病の苦しさはわからない。重度のうつ病をわずらった僕だからこそ、人々の力になれるのではないかと思い至った。そこには共感というかけがえのないものがある。同じうつ病をわずらったもの同士、分かり合えるものが必ずある。それを僕はリワークで学んだ。





 リワークでは、同じうつ病に苦しむ人とでも、すぐ仲良しになれた。自分がうつ病だとは、世間に公表しにくい中で、同じ病気に悩める者同士、一緒に話せることは、僕にとって貴重な体験になった。





 それで、僕はカウンセラーになって、共感というキーワードを大切にし、人々を癒すことに自分の人生の時間を使おうと思った。また、家族や友人、知人からうつ病の人へどう接したらいいか、どういう言葉をかけてあげればいいかを学んだ。がんばっていた自分としては、これ以上「がんばれ」と言われても、どうがんばっていいかわからなかった。叱咤激励されるよりも、ただ一緒にそばにいてくれるだけでいい、ただ慰めてくれるだけでいい、「大丈夫、安心して」という言葉を掛けてほしい。長い目で見守ってほしい。そういうことがわかってきた。そういう体験もした。うつ病のさなか、離婚で苦しい思いもした。唯一話せる人を失って絶望的な気分になったが、それで両親のありがたさを肌で感じるようになった。だから、周りがどう接すればいいかということもわかっている。





 そして、うつ病のことをネットや本、体験談などから、情報を収集し、病院へ行って薬をもらう以外に、心理療法、運動療法、食事療法、快眠療法、自然療法、その他呼吸法なども効果があるということもわかってきた。特に心理療法は、薬と同程度か、それ以上の効果があるということを知って、これを今のうつ病で苦しんでいる人たちに還元してあげたいと思った。僕のように重度のうつ病になる前に、なんとかうつ病の猛威を食い止め、早くうつ病が改善できるようにサポートをしていきたいと思った。





 また、このうつ病の経験を無駄にはしたくなかった。うつ病で苦しんでいる人は日本人の約10人に1人いると言われている。日本国民を約1億3000万人と考えると、約1300万人もの人がうつ病で苦しんでいる計算になる。そして、うつ病は自殺とも関係が深い。うつ病が進んで、自己嫌悪、周囲への失望、うつ症状の辛さ、生きることへの辛さから、自殺に至るケースは多い。その自殺者を助けることも僕の役目





 もちろん、全ての人を救えるとは思っていない。この文章を読んだり、僕のカウンセリングを受けても、自殺が防げない、うつ病が改善しないということもあるだろう。しかし、心理療法、運動療法、食事療法、快眠療法、自然療法、その他呼吸法は、必ずうつ病に効果があるので、それらの療法を取り入れることでうつ病が治る人も多い。





 うつ病を乗り越えた僕を参考にして、あなたもうつ病を乗り越えて欲しい。う病つは乗り越えられる病気だということを1人でも多くの人に伝えたい。そして、クライアントさんのうつ病を改善し、治すことができれば、それほど嬉しいことはない。僕は、同じ病気に苦しむ人を助けることに生きがいを感じている。自分にも価値があると思える。自分は生きていてよかった。このために僕は生かされているのかもしれない。うつ病に苦しむ人たちを癒すことが僕の使命(ミッション)であり、僕の天職であると思っている。





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第36話『個人事業からの出発』 大手企業で重度のうつ病を発症し、里帰り出産の妻から離婚され、約一年間自殺願望の消えなかった僕に深い愛情で接してくれた両親のおかげで、うつ病克服専門心理カウンセラーという天職に出会えた話

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