旅行先のハリウッドで本物のジョニーデップに出会って衝撃を受けた結果、大学中退してパソコン1台で月収40万稼ぐようになった22歳起業家の物語【1:ジョニーデップに出会う編】

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そしてLAへ


1年間せっせとバイトに励んだ僕とTくんは

旅行の資金を貯めることに成功し、いざLAへと旅立つことに。


前日は高揚感でなかなか眠れなかったが、

朝は目覚ましが鳴る30分以上前に起きたのを覚えている。

緊張からか、起きた瞬間から頭がバキバキに冴えているのがわかった。(笑)




とはいえ、頭のなかでは理解していても

実際に自分がロサンゼルスの地を歩いている姿が全く想像もできず、

出発当日の機内ですら正直実感が湧かなかった。



むしろ、アメリカに近づくにつれて感じたのは漠然とした不安。


「見知らぬ土地に行って無事帰ってこれるのだろうか?」

「これからの1週間、本当に二人だけでやっていけるのか?」


そんなことを無意識に考え始めていた。



約12時間のフライトを終え、機内の窓からアメリカ大陸が見えてきた頃、

そのスケールの大きさと、自分という小さな存在とのギャップに恐怖感すら感じた。

うまく言い表すことができないが、とにかく人生で味わったことのない感情だった。




でもそんな不安は空港から外に出た瞬間に一掃された。





穏やかな空気と美しい夕日に迎えられ、

僕は初めてロサンゼルスの空気を吸った。



長い間夢見た場所に自分が立っているなんてなかなか信じられなかったが、

やがてそれが現実だという実感が湧いてきて、ひたすらテンションが上がった。



ダウンタウンのホテルに到着したあとは、

ステーキにチャレンジしたものの

アメリカのサイズは並大抵ではなく、

大食いの僕らでも胃が破裂しそうになった。(笑)








念願のNBA観戦



LA到着の翌日、ついに長年憧れていたNBAの試合を観戦。

まさに夢見心地で、終始エキサイティングする展開だった。




結局応援するクリッパーズは試合に負けてしまったものの、

実際の会場に足を踏み入れたことでその素晴らしさを実感することができて


旅行前は「一生に一度は見に行きたい」と思っていたのが、


試合の後は


「将来はLAに住んで毎日試合を観戦できるようになりたい」


とまで思うようになってしまった。






最終日、ハリウッドへ



夕暮れ時のハリウッド。


僕たちは男二人で見知らぬ土地を1日中歩き続け

さすがにお腹もすいてきた頃だった。





ハリウッドのメインストリート沿いにある近くの店に入ることを決め

ようやくありつけた本場のタコスを夢中で頬張りながら、

僕らはTVに映っているNBAの試合をただただ無言で眺めていた。




憧れのロサンゼルスで過ごす最後の夜。


念願のNBA観戦を体験したり、

輝く太陽の下で太平洋の海岸沿いをサイクリングして

最高の開放感を味わったりと

素晴らしい旅の思い出が鮮明に残っている。




しかし、長旅でひどく疲れきっていた僕は

なかなか気持ちが上向きになりそうもなかった。



ある男との出会い




そんな中、ふと入り口に目を向けると

ある一人の風変わりな男が店内に入ってくるのが見えた。



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