歌舞伎町でキャッチのお兄さんについて行ったら怖い世界が見えた話

2年前の年末のことでした。

会社の忘年会が新宿の居酒屋で行われ、その流れで「女の子と遊びたい。キャバクラにでも行きたいなー」と上司が言いだし、上司と僕と同僚の3人で歌舞伎町へ行ってみるかということになりました。

キラキラと輝くネオン街、歌舞伎町。

酔っていた勢いもあり、3人とも気分も高まっていました。

特に行きつけの店があるわけでもなかったので、歌舞伎町に行って店を決めるかという感じでした。

歌舞伎町に入ると、すぐにキャッチが寄ってきました。

お兄さん。遊びですか?
いい店があるので、話だけでも聞いてみてくださいよー

上司は酔っていたせいもあり、キャッチの甘い言葉にのせられそうになっていました。

私は止めました。キャッチについて行って悪質な店にでも連れていかれたら悲惨だからです。

その場はとりあえずキャッチにはお断りをし、目についた何軒かのキャバクラの入り口にいるボーイに話かけてみました。

3人なんだけど。空いてます?
料金システム教えて下さい?

年末の歌舞伎町。混んでいて待ち時間があったり、

料金が予算オーバーだったり、なかなか店が決まりませんでした。

上司はもうどこでもいいから早く、女の子と遊びたいテンションになっていました。

すると、私たちの様子を見ていた別のキャッチが寄ってきました。

今なら待ち時間なしで遊べるいい店ありますよ
1セット1人8000円でいけます。
かわいい子そろってますよー
普通のキャバクラじゃなくて、イチャキャバって言って軽いおさわりや、いちゃいちゃできるいい店なんですよー

僕はキャッチについていくつもりはさらさらなかったのですが、

上司はもうとにかく早く遊べる店に行きたかったようで、キャッチの甘い誘惑にのってしまいました。

上司が決めてしまったら、部下の自分が止めるのも難しい状況。

とりあえず、キャッチのお兄さんについて行くことになりました。

5分程歩いて雑居ビルにある店に到着しました。

店に入ると中はいたって普通のキャバクラ。

女の子もかわいい子もいて、お客さんもそこそこ入っていました。

入り口でボーイに8000円を払うとテーブル席に案内され、3人にそれぞれ女の子が付きました。

とりあえず飲もうよ。かんぱーい

水割りをみんなで飲みながらそれぞれ会話をはじめました。

10分程すると女の子が、

3万円でどう?
3万円?何どういうこと?
ここのシステム知らないの?
キャッチにイチャキャバって聞いてきたんだけど・・・
ここは、女の子を連れだしできる店なの
私は3万円でOKだよ


 この店は、イチャキャバなどではなく売春のあっせん所だったのです。 

上司や同僚も同じような話を持ちかけられていました。


そんなお金持ってないし、イチャキャバだと思って来たからさ・・・
いくらだったら、いいの? 2万円ならどう?

僕は2万円なら考えようかなーと言って、とりあえず危ないことになりそうだからこの店を出ようと思いました。

すると女の子同士が突然外国語で話始めました。

何語かわからなかったのですが、中国語のような言葉でした。

女の子が去っていき、違う女の子がやってきました。

私だったら2万円でいいよ。
ホテル行こうよ。

今日はそういうつもりで来たわけじゃないからと言うと、また違う女の子が来ました。

私は1万5000円でいいよ。

大幅なディスカウント。

でもその子は明らかに先ほどまでいた子とは違い、かわいいとは言えず、片言の日本語を話すアジア人でした。

上司と話して店を出ることにしました。

正直このまま店を出られるのかという怖さもあったのですが、そこまで悪質な店ではなく、

帰ると言うと、店を無事に出ることができました。

8000円を払って日本人ではない女の子との売春をあっせんする店。

こんな店が歌舞伎町にはあるんだなと、闇の世界の一部を知ることができました。

店を出て歌舞伎町を歩いているとまたキャッチが寄ってきました。

今までの経緯を話すと、

今、歌舞伎町でアジア人の売春系の店が増えているんですよ。気をつけた方がいいですよ。

と教えてくれました。

そして彼は言いました。

僕が紹介する店はそんなことはないですよ。
遊んでいきましょうよ、お兄さん
歌舞伎町こわい。もう帰るよ。バイバイ。

私が体験した歌舞伎町での出来事でした。


皆さんキャッチには絶対についていかないほうがいいですよ。


私が書いた、「社会不安障害の引きこもり、自殺未遂の私が大学を卒業し、ブラック企業で営業として働いた体験談、そして精神科治療の問題点について1  社会不安障害(SAD)の説明及び小学校、中学校編」というストーリーを多くの方に読んで頂きたいので、良かったら読んでみて下さい。

http://storys.jp/story/15553?to=story&referral=profile&context=author_other

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