波乱万丈らしい私の人生 第四回

何かが変わりだした

園との話し合いは思った以上に難航した。どう説明しても話がかみ合わない。

私達の主張はこうだった。

「役員以外の人の意見を取り上げるとしても、それは13人目の意見としてしか扱えない。」

つまり、役員12人とて同じ大きさの票を持つっていう意味。本当は、私達は保護者に承認されているんだから、承認を受けていない人を参加させるのは変な話。だけど、折衷案として、それを提示したんだよね。

でも、園側の見解はこうだった。

「意見を出した保護者がいるのだから、その意見は聞くべき。」

この「聞くべき」という言葉の意味の受け取り方が問題。

私達は、「意見は聞いて、議題に上げたんだから、それでいいでしょ」って思ってて、園側は「聞くとは、その意見に従うということだ」ってことだった。でも、12人の多数決で決まったことで、その人を入れたとしても、多数決の決定をひっくり返す数にはならないと説明。それでも、何故その人の意見で出来ないの?と言われた。

ここで、私がもう一度説明した。

「それだと、私達12人の票数よりも、その人1人の票数の方が大きいということになる。私達はそう考えていない。その人も1人分の票数しか持っていない。つまり、13人目なんだ。」

ここまで言って、初めて園の方も気がついた。

そういうことなのだ。

もし、他の保護者からの意見を全て取り入れてるのなら、私達役員は何の為にいるんだろう?単なる雑用係でしかないではないか!!

結局、その年の夏祭りは例年通りのものとなった。その代わり、次の年からは改革していく為に、話し合いを継続するという結果で決着させた。

その年は、図書のことでもごたごたしたりと、問題が噴出した。これでは駄目だと12人が全員立ち上がった。まずは、半分の役員が次年度も役員を続けることになった。他の6人は、それで卒園してしまう人や、他のところでサポートしてくれることになった。

まずは問題点を整理。

1.今回のことが起こったのは、まるで役員が雑用係になってしまっていて、意見が反映される体性になっていない。その人も、そうだったんだろう。どうすればいいかと考える暇も無く、何が何だか分からないまま全てが進んでいってしまい、自分達の意見が出た時には既にその年度が終わってたんだろうと思う。私達がそうだったように。

2.園との意思疎通が出来ていない。役員会議で決まったことは、園には伝わっていなかったり、伝えても園の意向にそぐわない場合もある。園側も保護者の意見を聞く機会がないと言っていた。

3.私達自身、園や行事保護者会の行事があって、どの行事がどちら主催なのか、また何の目的で開かれるのかなど、分かっていない。

4.係のことも、夏祭りを担当する係がいてもいいと思うし、係の仕事量が多いもの、極端に少ないものがある。効率も悪くて、しんどすぎる。これでは役員を誰もしたがらないのも当然。

問題点は洗い出せた。さて、これからどうなっていくかは、また次回のお話。

みんなの読んで良かった!