無料勉強会無断欠席問題について

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無料勉強会無断欠席問題についてなるべく公平な目線で考えてみようと思う。

この最近表題の件でいくつかの記事が掲載されていたようだ。
もちろん人としてより悪いよりかはより良い方がより望ましく、また公共の場ではより良さそうな意見や回答というようなものの方が、どうしても評価されやすく、同情を集めやすいだろうと思う。

この件、私見として人類というものは通例様々なタイプの人間性を持った人々の集まりであり、
中には善良な人や罪を犯す人々などを含めてすべて人であるわけであるが、こうした人類社会の抱える問題の本質としてあらゆる様々な問題の解決策として、あらゆる人々についてそれぞれがすべて善意を持つことができれば問題は解決されるはずである。というような意見は、ほとんど達成が不可能なものであるし、根本的な解決のためのプロセス、思考などあらゆる取り組みが必要がない解決策であるところから、ほとんど無意味であると考える。

逆に言えば人類はすべて善良であるべきで、善良でなければならない、という前提によって成り立つような仕組みと言うものが果たして優れた仕組みであるか?ということには、大きな疑問が残る。

さて、今日、2015年現在でいわゆるIT系の勉強会というものは日々盛んに開催されている。また、多くの勉強会は参加者無料で開催されており、参加者にとっては大きなメリットをもたらしていると私は認識しているし、大部分は善意を持って開催されていると考えている。この点は敬意を払うべき前提であると思う。

しかしながら、こうした議論については一切の感情に左右されずに理論的に判断すべきと考えることから、こうした背景を踏まえた上で、少しつっこんだ話をしたい。

まず、人には様々な性質の種類の人々が存在することは明らかであるが、とりわけ無償にて勉強会を開催するということが、得てしてどのようなことになるのかについては予め考えることが決して不可能ではない。

無償にての勉強会の開催が比較的慢性的に長期間行われるということは、どのようなユーザ層を呼び込むことになるのかと言ったことであるが、この場合、ターゲットをふるいにかけるフィルタがかかるのは、勉強会への出席にコストがかからないところから、①勉強会のテーマ②開催場所③開催日時などに限られると思われる。

これはほとんどターゲットになるべきユーザ層はある層に絞られるということがほとんど作用しないわけであり、人々の中で特にモラルの高い層、またモラルの低い層、どちらもがターゲットになり得るべきで、さらに無償にての飲食などの提供がなされる場合には、モラルの低いような人々を呼び集める性質が、そのような勉強会を開催するというところから初めから内包されていると思われる。

これが長期的に継続していくとどうなっていくかを想定すると、慢性的にそれらの勉強会に参加しているような人々は、それによって意識が惰性的になってくるならば、それらの勉強会に対する意識は低いものになっていくし、無断での欠席などによりその人が困ることは何もないのだから、そのことを気に留めるようなこともされなくなっていくようになるだろうと想像ができる。実際にそれによって起こる主催サイドの状況について想像すること自体がないだろう。

無断か有断かにかかわらず、出席する予定が急に参加できないというようなことは100%ないということが、100名を超えるような規模のものでなくても、ほとんど物理的に困難であることは自明である。

今回無断欠席を問題にしているのであるから、そもそも無断欠席についての問題点が何か、そもそも問題になるような状況に該当する人々がどのような人々かについても特定する必要があるかと思う。

ひとえに無断欠席と言ってもいくらかは分類ができそうだ。①単純なミス②無断欠席③悪意を持った嫌がらせ。このうち①のような単純なミスも一切許さないというような主催態度にはいささか問題だと思えるし、実際としてほとんど存在しないだろうと思う。このうち問題になるのは②③になってくるだろう。特に③については意識的に主催側に嫌がらせの目的で無断欠席を実行しているのであるから、どのようにマナー向上を唱えたところで実現は不可能である。

②についてどのような人々が想定できるだろうか、主には他人のことには関心が薄く自分自身の利益にしか関心がない人々であるだろう。自分自身にさえ利益があればそれでよく、それにより他者が不利益を被ることについて関心もなければ想像することもないような人々である。これらの場合、そもそも主催者への配慮をするという認識がそもそも欠けているのであるから、マナー向上をどのように唱えてもそれだけでは変化の期待はできそうになさそうだ。

さて、もう少し考えるところはありそうだ。

・無断欠席によって起こることは具体的に何か
・そもそも無断欠席を無くすべきなのか?また無くさなければならないのか?
・勉強会を開催するということは何か
・無断欠席を減らすための方法またそれによりどこへ向かうのか


・無断欠席によって起こることは具体的に何か

勉強会への無断欠席により何が起こるかを考えてみよう。通例勉強会を開催するためには場所が必要である。参加者は何名であろうか10名規模20名100名200名、開催される勉強会の規模は様々である。勉強会の開催のための場所が無償で提供されているのであればその分コストは削減できるだろう。しかし多くの場合はいくらかのコストがかかっていると考えられるし、また無償により場所の提供がなされた場合でも誰かがその場所を提供していることは明白でありその場所は無料では手に入れることは難しいだろう。また飲食などのケータリングや光熱費用、人件費など、いくらボランティアであるにした場合でも全くコストがかからないということは難しい。

通常、多くの人を集めるという場合には、突然に都合が悪くなるということは避けられない問題であり、当然起こりうる問題のわけで、この場合、勉強会開催のために事前の参加者の人数がわかれば、それに応じた場所を確保すればよいことになる。問題は事前に把握していた人数と、実際の参加数が極端に異なると場所、ケータリング、諸々においてロスが生じることになる。

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