3、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(コールセンターSV時代)

1 / 6 ページ

後編: 4、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(結婚、ブログ、ハンドメイド、不妊)


2、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談の続きです。


アメリカから帰国、とにかく働かないと・・・

日本の外で、実家以外の家庭での生活を初体験し、多くのことを学んだホームステイでした。

たくさんの方に親切にしていただいて、楽しかったけれど、同時に、あれこれ怒ったり、自業自得で傷ついていた私・・・(苦笑)


アメリカで1年近く家事手伝い状態でいたのに、実家に戻っても何もしないのはマズい・・・と思い、すぐに働くつもりでしたが、「この仕事がしたい!」と強く思う職業はありませんでした。

とりあえず、やっぱり接客が得意な気がしたので、接客業の最高峰はホテルかな?と思い(安直)、ホテルの求人を探して履歴書を送って見ましたが、どこも書類だけで落ちました。(当然と言えば当然、苦笑)


そして、とにかく何か繋ぎで・・・

と、たまたま目に止まったコールセンターのアルバイトに応募しました。


ステイタスやらブランドイメージやらを大切にしている外資系クレジットカード会社のコールセンターでした。そのブランドイメージを守るために、最初の研修に時間をかけて、電話応対の基礎や感じの良いセールストークのスキルをしっかりと教えてくれました。


そのアルバイト先では、同期入社が10人ほどいて、その中のひとりに、飛びきりおしゃれな女子がいました。初日から「うわっ!おしゃれなブーツ履いてる~。」と、目が釘付けだった私。


彼女は何やら、自分ひとりで小さな雑誌を作っていると言い、その雑誌の取材や、書き物のために、フルタイムでは働けないとのこと。


取材旅行にも行きたいので、来月の○日~○日まで休みが欲しい、今後もそういう事情があるけど了承して欲しい、と。


相変わらず、上の言うことは絶対!な体育会系スタンスが残っていた私には、アルバイトとはいえ入社早々に自分の希望をはっきり主張する彼女が、とても非常識に見えました。


それに、自分や他の同僚は、「今すぐにでももっと給料の高い会社を見つけなきゃ!このバイトはとりあえずの繋ぎ。少しでも高給で、正社員で働いて、一人前の社会人にならなければ!」

と思っていました。


それを目指すのが当然と思っていたので、

「ひとりで雑誌作ってるって何??それじゃ食べていけないよね?」と。


彼女は、いつもおしゃれで、持ち物にもこだわりがある様子で、話の内容から、実家もとてもハイセンスで裕福な家庭のようだったので、

「お嬢様はのん気でいいよねー。」

と、羨ましいのと、けしからん!というような批判的な気持ちでした。


その彼女は、数年後にそのお洒落で丁寧な暮らしぶりについて本を出版しました。

そして、今ではナチュラル系のおしゃれ雑誌にちょこちょこと登場したり、毎年数冊の本を出版するような人気のエッセイストになりました。


当時の私にはまだ分からなかったけど、

彼女は、ただの「のん気なお嬢様」だったのではなく、目先の収入にこだわらず、しっかりと自分のヴィジョンを持って、自分の強みを見極めて、リスクも含めて真摯に仕事と向き合ってきたのです。


本当にやりたいことを仕事にするという生き方を、無言で教えて貰いました。



そんな同僚と共に、コールセンターでのアルバイトを続け、半年くらいの頃、求人誌をチェックしていると、某人材派遣会社が出しているコールセンターSVの求人を発見。

みんなの読んで良かった!