★6★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。 心の洗濯して帰国したら、グローバル企業正社員への道が待っていた話。【子連れシングル、イギリス人の家に転がり込む】

前話: ★5★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。 心の洗濯して帰国したら、グローバル企業正社員への道が待っていた話。【イギリスのド田舎で家を探す】
次話: ★7★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。 心の洗濯して帰国したら、グローバル企業正社員への道が待っていた話。【家・小学校・保育園を探す旅】

※このお話の前のストーリーは★5★をご覧ください。


土日はダドリーから近いバーミンガムや、シェークスピアの町、ストラトフォード・アポン・エイボンで疲れた心を癒します。




ダドリーからバーミンガムに向かう道中、ここはどこ?!というモスクしかない町を通過したときは心折れそうになるのですが・・・。

移民を受け入れる国を肌で実感した景色でした。



さて、不動産屋も小学校も始まる月曜日です。


気を取り直してまずはダドリーからバスで15分ほど行ったゴーナルの小学校へ。


地図で見た限りは近くに小学校併設ではないものの近くに保育園もあるし、

バスでカレッジに行くアクセスも良さそうだし、

何よりOfstedの評価が高いし、ってことで見学へ。



わぁ、すごい。



公立の小学校なのに、

「なんだか素敵!」ってわくわくするような校舎です。

2階建てですがこじんまりしていて木がふんだんに使われていています。



事前にメールでアポイントを取っていたのでその時間に伺いました。




てっきり学校の先生が応対してくれるかと思ったら事務長さんです。

しかも女性。


あとで分かるのですが、こういった職種は女の事務長さん多かったですね。



ちょっと威圧的な感じもしましたが、

校舎の中を案内してもらいます。


生徒さんのほとんどは白人でした。

有色人種は10%って感じでしょうか。


金曜日に見学に行ったカレッジ近くの小学校は生活保護感たっぷりの生徒ばかりでしたが

この小学校の子供たちは明らかに違いました。


しかもみんな娘を見て

手を振ったり、Hi !! と声を掛けてくれて事務長以外は感じよかったですね 笑



途中、校長先生の部屋に呼ばれて

娘に「英語がわからなくてもすぐにお友達ができるよ」なんて声を掛けてくれて、うるっときたのに、


最後に事務長の部屋で話をしたときに

「お母さんのその英語じゃお子さんが苦労しますからうちはやめておいた方がいいわよ」


とクギをさされました。



あはは、そうよね・・・



返事は後程メールします、と言ってしょげたまま近くの保育園(ナーサリー)へ見学に。



ここがまたテンション下げるには十分のところでして。


ん?何の臭い??


って感じの部屋で、しかも保育者が

パンツだらだら履きのお姉ちゃんばかり。


人の話も爪を噛みながら。


ナーサリーの場所も交通量が激しい十字路にあり、

子どもがお散歩する場所も気になります。



この小学校&ナーサリーの近辺には素敵な物件がいくつかあって候補にしていただけに撃沈。



また振り出しに戻ります。




小学校も保育園も家も決まらない。



ロンドンのような都会なら選択肢はいくつもあるでしょう。



でもここは小さな町。


なければない!のです。




楽天家を地で行く私ですが、焦りだしました。



ホテルも明日までの予約。


でも住むところさえ決まっていないのです。



どうしよう。



大学に相談しても「困ったわねー」としか言われない。



そう。ここは自分で何か解決しないといけない国なのです。




ひとりで大学から子供たちが待っているホテルにとぼとぼ帰る時でした。



「はろー」



と黒人のおじいちゃんがダドリー動物園の前で声を掛けてくれました。



「昨日もね、あなたのこと見かけたんだよ。


 この町の人じゃないね、どこから来たの?」



私はこの町のカレッジの学生だということ、日本から子供を連れてきたこと、


自分で家を探さないといけないが物件がなくて困っていることを


目に涙を浮かべながらも一生懸命話しました。


ふーん、とあっさりサヨナラするかと思いきや、


「泣かないで、ダーリン。


 きっとすぐに見つかるよ。


 大丈夫だよ、必ずいい方向に物事は向かうものだよ」



と言って慰めてくれ、思いがけない通りすがりの人の言葉のあたたかい気持ちにまた泣けてきます。



そしてこのあと、やはりいい方向に物事は向かうのです。


ダドリーカレッジには私より半年前からもう一組、日本人母子家庭がいました。



大学でばったり会い、その彼女に全然物件がないことを話してみたのです。



シェアハウスに入ったら?との提案もあったのですが、私の第一条件は母子3人の生活。


日本ではやっとメジャーになった「シェアハウス」という言葉ですが、


イギリスではそれが普通。


大学生や社会人はたいてい家を出てシェアハウスに入ります。


ウィリアム王子もスコットランドのセントアンドリュース大学の時にフラットでシェアハウス生活を送っています。


それぐらいこちらでは普通なこと。



ただ私は離婚したばかりだったので、3人だけでのんびり生活したかったのと、

子供を受け入れてくれるシェアハウスを見つけられる自信がなかったので、

あくまでも 家 を借りたかったのでした。



彼女はホームスティ、というかシェアメイトを募集しているwebで見つけて子供2人と一緒に暮らしていました。


そこの家は大きく、部屋が余っているとのこと。


オーナーに聞いてくれるそうで、私の家が見つかるまで、という期限付きで転がり込むことに決定!!


やっと住所が確定したのでありました。




続きは★7★です。

続きを読んで、一緒に擬似イギリス母子留学してくださいね〜。

続きのストーリーはこちら!

★7★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。 心の洗濯して帰国したら、グローバル企業正社員への道が待っていた話。【家・小学校・保育園を探す旅】

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