モテサク伝説
モテサク19歳 1995
北海道大学1年生
モテサク20歳 1996
北海道大学2年生
モテサク21歳 1997
北海道大学3年生
モテサク22歳 1998
北海道大学4年生
モテサク23歳 1999
北海道大学院修士1年生
モテサク24歳 2000
北海道大学院修士2年生
モテサク25歳 2001
名古屋大学院博士1年生
モテサク26歳 2002
名古屋大学院博士2年生
モテサク27歳 2003
名古屋大学院博士3年生
同じ研究室の後輩と一軒家でシェアハウスする。
モテサク28歳 2004
京都大学防災研究所水資源研究センターCOE研究員に就職。
いまの妻と付き合い始める。
モテサク29歳 2005
海洋研究開発機構ポスドク研究員(1年目/任期3年)に就職。
いまの妻とオメデタ婚する。
長女が生まれる。
博士論文の内容が山本正野論文賞を受賞。
「水蒸気前線の発見」によって梅雨の教科書を書き換える。
と意気込んだがその後イマイチ広がらずに、
教科書には載っていない。
後に自分で本を書く際にまるまる一章を割いて、
研究におけるビギナーズラックの価値を訴える。
モテサク30歳 2006
海洋研究開発機構ポスドク研究員(2年目/任期3年)。
モテサク31歳 2007
海洋研究開発機構ポスドク研究員(3年目/任期3年)。
長男が生まれる。
モテサク32歳 2008
海洋研究開発機構研究員(1年目/任期5年)。
妻も同じ職場の研究員に採用される。
モテサク33歳 2009
海洋研究開発機構研究員(2年目/任期5年)。
モテサク34歳 2010
海洋研究開発機構研究員(3年目/任期5年)。
初めて書籍執筆の依頼を受ける。
ずっと書きたい、オレが書くべきだ、
と密かに思っていたが、
誰にも言ったことがないのにオファーが来てとても驚いた。
最初は、一冊の本のうちの”第4章”「梅雨前線の正体」
として10ページほどの執筆担当だと思っていた。
しばらくして下書き原稿を送ると、
「あの・・・全6巻シリーズの第4巻、
150ページ分を書いて下さい・・・」
有難かったが、途方に暮れて、
全く書けなくなってしまった。
車を買う。
とりあえず近くのトヨペットに見に行ってみるか・・・
と出かけたその日にポルテを購入。
駄菓子のように車を買ってしまい、
妻とともにしばらくマリッジブルーみたいになった。
モテサク35歳 2011
海洋研究開発機構研究員(4年目/任期5年)。
処女作「梅雨前線の正体」の原稿を
ようやく30ページほど書いてみたりするが、
全くしっくりこない。
誰に向かって書いているのか、
全然つかみなくなって、
30ページほど書いては、
全て捨てる、というようなことを繰り返して、
苦しんだ。
モテサク36歳 2012
海洋研究開発機構研究員(5年目/任期5年)。
6月6日「梅雨前線の正体(東京堂出版)」が発売。
モテサク37歳 2013
海洋研究開発機構研究員(1年目/任期5年)。
4月16日「天気と気象について
わかっていることいないこと(ベレ出版)」が発売。
NHK教育Eテレ・学ぼうBOSAIに出演。
気象学会SOLA論文賞を受賞。
「黄海高気圧の発見」によって梅雨の教科書を書き換える。
と再び意気込んだが、研究者の間では評価が割れた。
そうこうしているうちに、気象予報士の間で評判に。
モテサク38歳 2014
海洋研究開発機構研究員(2年目/任期5年)。
ニコニコ学会β2014@ニコニコ超会議3に登壇。
4万人の前で上がりすぎたテンションで
著者の茂木 耕作さんに人生相談を申込む
著者の茂木 耕作さんにメッセージを送る
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