NYについた日の事(3)

前話: NYについた日のこと(2)

Queensに到着!

友達の友達の友達の妹がNYにいるかも?!ということで JFK空港からやっとこ彼女の働くレストランに着き、彼女が仕事を終えるまで待ち、スーツケースを持ってワールドトレードセンターからQueensの彼女のアパートへ行きました。

タイ人の彼女はルームシェアをしていて、香港人の同居人がいました。夜遅く11時頃 タイ人の彼女と家に帰ると同居人の香港人に説明をして 今日から私が数日泊まることを説明していました。

はぁ。。あの友達がフロリダに行かなければ・・申し訳ない気持ちでいっぱい。
でも疲れ切って早く寝たい気持ちでいっぱい。

そして彼女の部屋に案内されました。狭いけど。。と 目の前に現れた部屋は なんと

4畳! の 超狭い部屋。 (^^;;;  スーツケースはいりませーーーん。

その狭い部屋には万年床らしき布団が真ん中に敷かれていて 「寝るのはここね」
とシングルサイズを指さされた。 

心の中で (わたし。。。寝相悪いから申し訳ないな。。。)とつぶやいていたけれど
布団に寝転んだ次の瞬間 爆睡してました。 
朝は案の定 初対面の彼女を抱き枕のように抱きしめた形で眼覚めました。 (ごめん。。)


ロックンローラーのフロリダに行った写真家はすぐに戻ってくる形跡がなく、私は次の日も次の日も彼女の家にお世話になりました。

なんせ所持金たったの30万で来てしまったためホテルに移動することができませんでした。
でもずっと家でぼ~っとしていたわけではなく 朝から彼女の家の周りのアパートで 「RENT」と掲示されてる家を1軒1軒ノックして「お部屋は空いてますか」[値段はいくらですか」と聞いて回ってました。

そう、カルフォルニアではそんなに部屋を借りることも厳しくなかったのに NYは

1.仕事を持っている事

2.NY で銀行口座を持っている事

3.無理なら 1年分家賃全額前払い

という条件を皆出してきました。
シャワー浴びれなかったら仕事いけないじゃーん! 文句言いながら 何十件も回って
とうとう1週間経ってしまいました。

いい加減、疲れた。

普段はほとんど弱音を吐かないのに はじめて親に電話しました。

「なんかねーNYって思っていた以上に大変そうだよー。。」
「なんかねーみんな 結構つめたいんだよね・・カルフォルニアと全然違うんだ~~」

そんな電話を気付いたらかけてました。


電話をしたら少し元気が出てきてまたアパート探しを始めました。
いい加減泊めてくれてたタイ人の子にも香港の同居人も そろそろ見つかって欲しい 空気が伝わってきたころ 私はこのままだと絶対に見つからない確信をしてました。

これは 誰かにスポンサーになってもらうしか 方法はない!

そして 小さなパブのようなBARに入りました。

中には昼間からのんでるアル中のおじさん達がスポーツみながらビールを飲んでました。
私もハイネケンを頼み 

「すみません、この中で私とアパートを借りてくれる優しい人はいますか?」

と聞いてみました。すると 皆一瞬 ・・・・・・

でも中に一人だけ 「はいはいはいは~~い!」

って元気なスペイン系の男の人が手をあげてくれました。


よっしゃ~~~~!! (心の叫び)


彼の名前は カルロス といって タクシードライバーでした。
彼に 今までのいきさつを話し、アパートの契約時だけ婚約者のフリをして欲しい。
謝礼はないがビールはおごる。みたいな簡単な契約をして
次の日 手をつないで ずっと目をつけていたアパートの面接に行きました。
フィアンセ同志ということで。

ぎこちない距離感はあったものの、審査は通り無事アパートを借りれることに。

タイ人の女の子の家から Queensのアパートに移り、
一瞬 アパートの契約の時に手伝ってくれたタクシードライバーのカルロスはその後
車であちこち連れて行ってくれました。

ところが 彼は車で移動している時 顔が真っ青で震えてたり
なんか この人 変。。。?と気付いて シャツの左腕をめくった時にしっかり
たくさん針で穴があいて血が所々滴ってる腕を見てしまい
麻薬中毒者である事がわかりました。

耳に穴はあけてもいいが(ピアス)、腕にだけは穴をあけるな(薬)!

そんな感じの事を当時12個位ピアスあけていた私に 親が言ったか言わなかったかよく覚えてませんが カルロスとは距離を置こう。その左腕を見て思いました。

みんなの読んで良かった!

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