打ち合わせに行ったら、遅刻された上にキレられて、人が怖くなった。そんな経験を繰り返すうちに、大事なことに気付き、経営者に教える講師になった話。

1 / 2 ページ

こちらのストーリー「何度も何度も打ち合わせをして契約してもらえて、スタッフ全員で大喜びした。そして、「大手じゃないから・・・」って理由でキャンセルされた日から「働き方」が変わった話。」

でもお伝えしたように、僕は昔、結果を出せていませんでした。


そして、よくこんな言葉を言ってました。

良い人と出逢えない・・・。


すごく偉そうに接してくる。

すごく雑に扱われる。

全然話を聞いてない。


そんな人とばかり出逢ってて・・・

だんだん心が疲れていって・・・

人と会うのが怖くなってました。


昔の辛かった思い出は、今でも鮮明に覚えています。


今から6年半前・・・

起業して数か月が過ぎて

全然結果が出なくて、生活も苦しくなった頃。


とある会社がうちのサービスに興味を示してくれました。




そして、担当者の人と打ち合わせすることになりました。


「今日こそ、がんばろう!!」

追いつめられてた僕は、張り切っていました。


指定された場所に30分以上も前に着いて、先方の到着を待っていました。


だけど、待ち合わせ時間になっても、その人は現れませんでした。





5分、10分、20分、30分・・・

待っても一向に来る気配がありません。


「もしかしたら、僕が時間間違ったかな?」

不安になりました。


その方から送られてきていたメールに

書かれていた電話番号に電話しました。



「マインドプラスの春明と申しますが、○○さんいらっしゃいますか?」
営業先の人
「あれ?御社との打ち合わせに行ってますが、まだ来ていませんか?」
「○○にいるんですが、
場所はこちらで間違いないですか?」
営業先の人
「そちらに伺うはずですが・・・」



そんなやりとりをしている時に、担当者の方がいらっしゃいました。

「あ、いらっしゃったみたいなんで、大丈夫です。」


そう言いながら、電話を切りました。




打ち合わせに来た担当者
「すいませーん。遅れました。」
「いえいえー、全然大丈夫です。」



そんなやりとりの後に、

「ごめんなさい。間違えたかと思って、御社にお電話差し上げました。」

と伝えました。


その瞬間、その方の顔色がみるみる変わりました。


そして、大声で・・・

打ち合わせに来た担当者
「なんで電話なんてするんですか!?
私が遅刻したのばれるじゃないですか!!
怒られたら、どうしてくれるんですか!!?」


と怒鳴られました。


その後の時間は、地獄でした。


僕が話している間中、

不機嫌そうに下を向いたまま、トントントントン・・・

机を指でずーーーっと叩いている。


目が合ったと思ったら、睨みつけられる。




1時間のミーティング中、ずっとそれは続きました。



終了後には、


打ち合わせに来た担当者
「はい。わかりました!!
帰ってから上司に伝えます。
怒られるかもしれですけどね!!!」


結局、怒りっぱなしで帰っていきました。

たったの一時間が何時間にも感じられました。


混乱していました。


「電話した僕が悪いのかな・・・。」

後悔と脱力感で、いっぱいでした。


当たり前の話ですが、

結局、その会社から依頼はありませんでした。


当時、そんな出来事が沢山ありました。

そして、日々疲れ果てていきました・・・。


どれだけ出会いを重ねても結果は出ない。

それどころか、辛い経験が増えるだけ・・・。


それでも願っていたことは

「もっと良い人と出逢いたい。」



あの日から6年が立って

今心から思えることがあります。

よく講座でお伝えしていることがあります。



良い人は、出逢うものじゃなく・・・

良い人にできるかどうか?は自分次第。



ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者の春明 力さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。