親は子どもに育てられる。~反抗期、非行、中絶、ひきこもり、摂食障害、うつ、流産、育児ノイローゼを越えて、今~

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「自分は特別な事をしてるわけじゃない」

 

「みんな頑張ってるんだから、自分も頑張らなくちゃ!」

 

「自分の悩みなんて大したことないもん」

 

多くのお母さんは、自分の苦しみを誰かと比較して

小さく見ようとしたり、子育ての頑張りを過小評価して

誰にも相談できず苦しみを抱えてしまいがちです。

 

でも本当は、苦しいことを、苦しいって言ってもいいんです。

どんなに小さく見える苦しみだって、

自分にとっては苦しいんですから。


 

もっともっと、自分を大事にして、愛していい。

 

自分を責めることをやめて、自分自身を受け入れて愛すること。

そうすることが大切な家族や子どもとの関係をよくして、

深い絆を作ることを、私は身をもって知りました。

 

私の過去は、もしかしたら、人より苦しかったかも知れません。

でも、そんな苦しみや悲しみに大きさはないと思っています。

 

人が見れば小さい悩みでも、本人はとてもとても苦しいのです。

 

子育てにイライラしてしまったり、

どうしても子どもに口を出しすぎてしまったり…。

そんな悩みが自分を苦しめてしまうこともあると思います。

 

「こんなこと、みんなが感じてるから仕方ないんだ」

なんて事はありません。

 

「子育てはみんながするんだから、苦しんでもあたり前」

なんて事もありません。

 

悩みや苦しみには大きさがないと思っているからこそ、

心に寄り添い、お母さんの心が少しでも楽になり、

子どもたちがのびのびと自信満々で育っていくように、
力になれたら嬉しいなぁと思っています。

 

日本の未来を作るのは、子どもたちです。

そして、子どもたちを生むのは女性です。

 

いま、わたしは、日本の女性の素晴らしさに誇りをもって、
「お母さん自身が自分を愛することから始める子育て」を
日本中に広げるために、活動していきたいと思っています。

 

わたしの、少しだけ波乱に満ちたストーリーや、
もがいて苦しんだからこそ気づいたことが
誰かの心を勇気づけられたら。

 

誰かを包み込める、光になれたら。






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