3年間弁当当番だった落ちこぼれ営業マンがニューヨークへ一人旅し、帰国後1年半で営業のリーダーに昇進した話

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提案した事を全て即実行してくれるお客さんも居た。


新しい物を仕入れたり、メニュー価格を見直したり。

ビールメーカーですら自分の意見を参考にして変えてくれた時は、正直驚きだった。


その甲斐あって、そのお店は今は人気のあるお店になっている。


お客さんからの信頼でさらに営業成績は上がっていった。


ついに、年間を通して110%の達成率で年間達成をしてしまった。

そして、2014年4月に上司から声がかかった。


「リーダー職に推薦されたのでぜひ、頑張って欲しい。期待してるぞ。」


思ってもみない事だった。


通常、入社1年半での昇進はかなり早いと言われた。


周りはだいたい早くて入社2年。だいたいは入社3年〜5年で昇進する。

自分が。。まさか。。


「不安ですが頑張ります」


この一言で決まった。

昇進が早すぎると思い、なぜ自分が対象になったかを上司に聞いた。


すると上司は

「お前ならやれると思って推薦した。どんどん新しい事に挑戦していく姿勢は今後後輩にも示していってくれ。」

と言ってくれた。


嬉しい事に、そのまた上司の所長も強く推薦してくれたらしい。

しかも、その上の厳しい事で有名なグループ長もすぐにOKを出してくれたらしい。

後に、こっぴどくグループ長にいろいろ言われるのだが笑


シンデレラストーリーみたいな話があるんだなと思った。

何も出来ない3年間弁当当番だったダメ男が、こんなにすぐ駆け上がる事ができるなんて。


内心、嬉しくて仕方なかった。

それは、自分の能力が認められたのが嬉しかったからではない。


いつも自分を頼ってくれたお客さんに、

「お客さんのおかげで最速昇進できました!ありがとうございます!」

と胸をはって言えるようになるからだ。


実際、お客さんはすごく喜んでくれた。


さすがだな、見込んだ通りだなど誇りに思ってくれるお客さんも居てすごく嬉しかった。


毎日夜遅くまで仕事し、お客さんに少しでも良い提案をしようと資料づくりを頑張ったからか。

実際にお客さんのお店に訪問して、ストレートにお店の良い所・悪い所をぶつけて真剣に向き合ったからか。


いずれにせよ、本気でお客さんと向き合う事が出来たから結果はついてきたのだと思う。


そういえば弁当当番をしていた頃は、真剣に向き合うという事がなかった。

どちらかというと、社内でうまく立ち回ろうとしていた。


結果、それすら出来なかったのだが。


全ては私を前向きに変えてくれて「旅」のおかげだ。


旅は私に、未知の領域に挑戦する事の楽しさを教えてくれた。


真剣に、自分の人生ややりたい事とも向き合う事が出来た。


旅は、自分の人生を大きく広げてくれる不思議な力を持っている。


今後の人生にどんな形で役に立つかわからないけど必ず何か大切なものをもたらしてくれると信じている。



最後になるが、自分自身さらに強く生きていく為に最近ある一つの選択をした。

伝える側になる選択だ。


今は、旅の楽しさを伝える活動と自分自身で稼ぐ力を身につけて自由に旅に出る

「自由なバックパッカー」育成に取り組んでいる。


これまでやってこなかったセミナー活動や相談がメインだが今まさに新しい道が広がっている感じだ。


これは、本当に旅を経験していなければできなかった事だ。


どこでどう繋がるかわからない不思議にワクワクしている。


これからも私は、歩き続けたい。


そして、今これを見ている読者さんといずれどこか

世界のどこかで会える日を楽しみにしたい。



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