【違う、そうじゃない】ファスティング?あぁ、酵素ジュースの?って思ってる奴、ちょっと来い。
この記事を読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。
ファスティングマイスターの川口美樹(かわぐち よしき)です。
ストーリーを書く前に、ちょっとだけ自己紹介を。
このSTORYS.JPさんにストーリーを書いたのは、「浅野忠信さんと田中真弓さんに直接会ったにも関わらず、俳優の僕が芸能界で売れることを目指さない理由」という記事を書かせてもらったのが最初でした。
結果、述べ5万人近くの方に記事を読んでもらうことができ、とても感謝しています。
そして、今回はそんな俳優業をしていた僕が「なぜファスティングマイスターをやっているのか?」をよりたくさんの方に知っていただきたいと思い、このストーリーを書きました。
ってかファスティングマイスターって何?
最近、ちょいちょい耳にするようになった「ファスティング」。
男性には疎い単語かもしれませんが、女性の間ではようやく市民権を得たようで、女性誌でも素敵な女性たちがダイエットや美肌のツールとして実践している様子が取り上げられています。
「プチ断食」や「酵素ダイエット」と書かれている記事も多く、
そのように認識されている方も多いかと思います。
ファスティングマイスターは、一般社団法人 分子整合医学美容食育協会が発行する資格で、いわば健康と美容のプロフェッショナルです。この人たちの指導のもとでファスティングをやったら安全ですよ、というお免状です。
(※ちなみに、僕はこの記事で協会の宣伝がしたいわけではありません。念のため。
むしろ僕は協会の売上にどっちかというと貢献していない方のファスティングマイスターです。)
そして、いま僕は困っている。
メディアの力もあって、ファスティングは認知度が上がってきました。
それ自体は非常に嬉しいことなのですが、ファスティング(断食)が紹介されると、ほぼ間違いなくセットで、どこかしらのメーカーの酵素ジュースが紹介されています。
これによって、完全に「ファスティング=酵素ジュース」というイメージがついてしまいました。
ですから、ファスティングの指導をしています、と自己紹介をすると、ほぼ100%の確率で「あぁ、酵素ジュースの。」と返答されます。
どうやら世間一般的にはファスティングの専門家=酵素ジュースを売る人、だと思われている節があります。
その度に「いや、そうじゃないんだけど」と思っているのですが、一旦ついてしまったイメージを変えるのは難しく、本質を伝えるための説明に2時間くらいかかるのでとっても困っているのです。
僕が伝えたいファスティングは、ダイエットがどうとか、酵素がすごいとか、そんなちっぽけなことではないんです。
だって僕自身は、ファスティングに出会って、人生まで変わってしまったのですから。。。
ファスティングとの出会い
冒頭に紹介したストーリーにも書いてありますが、僕は学生時代、日本大学芸術学部というところで、映像演技を学んでいた俳優の卵でした。
もともと俳優に興味があったわけではなくて、中高時代は、むしろ真逆というか、私立城北学園というバリバリの進学校に通っていました。
男子校。中高6年間、サッカー部。坊主頭。
やることと言えば、部活と勉強と、あとドラクエかFFかウイイレくらいです。
(写真は城北高校のHPより拝借。僕の世代の写真じゃないけどイメージ本当こんな感じ。)
そんな華のない泥臭い高校から一転、はなやかな「芸術学部」に飛び込んだわけです。特に「日芸」には、女優さんの卵も何人もいるし、ピアノとかバイオリンとか弾いちゃう子もたくさんいます。
部活と勉強とゲームしか知らない健全な男子が、いきなりそんな華やかな「芸術学部」に入学するとどうなると思いますか?
そう、大学デビューです(笑)
もうね、女の子とちょっと盛り上がるだけで
と勘違いするレベルです。それはもう酷い有様です。
僕のいた映画学科演技コースは、「技コース」と呼ばれ
他のコースからいい意味でも悪い意味でも一目置かれるコースでしたから、
花のキャンパスライフを謳歌するぞー!!!と息巻いていたわけです。
ところが、一年の秋口頃、大学生活にも慣れてきて、
「よし、そろそろ俺もリア充の仲間入り!」と思っていた矢先でした。
原因不明の肌荒れが発症したのです。
赤ニキビ、白ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビ、ニキビ跡、
ニキビというニキビが頬と顎ラインを覆いました。それはもう酷い有様です。
毎日マスクして登校するくらいコンプレックスでしたので、
当時の写真を一切撮っておらず、
どれくらい荒れていたのかお見せすることができないのですが、
グーグル画像検索で「ニキビ」と検索してみてください。
そこに表示されている写真ぐらい荒れてました。とにかくひどい。
一応俳優業を目指していましたから、顔が命ですので死活問題です。
彼女ができないのは仕方ないけど、俳優ができないのはマズイ!ということで
東京にあるニキビ治療で有名な皮膚科で治療を受けることにしました。
そこで受けたのは、ピーリング(皮をむく、という意)という保険適用外の治療で、
レーザー当てて、薬剤を塗って肌の新陳代謝をあげるというものでしたが、
一回の施術に2万円かかりました。
それを月に2回、ついでにお医者さんが処方した高濃度アミノ酸&ビタミンCを配合した化粧水1万円の出費も追加で、
バイトで稼いだ額の約半分をつぎ込んで、3年間通って、
たぶん総額150万円くらい使ったと思います、
ついでにバイト先も美容に良さそうなホットヨガの受付をやってレッスンも受けてました。
でも結果、治らなかったのです。
良くはなってはいたのですが、ほっといてももっと治ってもいいだろ、と思えるくらい改善スピードは遅かったです。
そして、2011年の夏、大学も卒業してしまい、
いよいよ俳優業として本格的に活動していくことを決めていたので
なんとかしてこのしつこいニキビを治さないといけない、
そう思っていた時に出会ったのが、ファスティングでした。
最初は半信半疑だったのですが、実際にやってみるとビックリで、
いままで各駅停車どころか、遅延で動かなかった電車が、とつぜん新幹線ばりの速度で走り出したかぐらいの勢いで、肌がみるみるうちに改善していったのです。
(画像はイメージです。個人の体感であり、効果効能を立証するものではありません。)
これはすごい!!!
半年間で計3回くらいのファスティングで、あれだけ悩んでいた肌荒れがどっかに消えて無くなってしまいました。
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