67人生の岐路 / アザだらけの引っ越し

前話: 66人生の岐路 / 両家の挨拶
次話: 68人生の岐路 / 彼とつくる家


引っ越し日を決めたのはいつ頃だろう。

新居の審査が通り、解約届けを出したのが4月の半ばだから…。

たぶん、4月の半ばだと思います。


もともと、6月の第1週目あたりで引っ越しを予定しておりましたが、彼の会社の関係で1ヶ月も早まったのです!!!


5月7、8日引っ越し確定。

は、は、はやすぎる…!!

加えて、無事に住めますよといった審査の通知が遅かったので、1ヶ月前までに出す解約届けは間に合わず、だぶって家賃を払うことになりました。


ほんま最悪っていうか、決まり出したら止まらないんですね。


まあ、審査が通って良かったといった安堵の方が大きかったんですがね。

見送りだったら、またゼロから探すハメになっちゃいますもん。それは避けたかったので心からホッとしました。


と言っても、引っ越しまで残り2週間。

散らかり放題の私の家をピカピカにしなければ。

内心焦っているのに、全然やる気が芽生えないのはどうしてでしょうか。

仕事から帰ってきても、引っ越しの準備をなかなかやらない私がいました。


本当に、本当にやり始めたのは、残り5日間をきった頃。

そろそろマズいと思って、ようやく作業を始めました。

ズボラな私によって救われたでも言いたくなってしまうほど、以前引っ越し時に使用した段ボールが未だに押し入れにあったため、その段ボールを組み立てて片付けをしていきました。


正直いって、現在の居住期間は半年も経っていなかったので、普通の人の量に比べれば少なかったと思っています。だから、段ボール詰めもすぐに終わりました。


電子レンジやテレビは、コタツ布団やカーペットをクッション代わりにし、梱包していきました。


引っ越し日が近づくと同時に焦りに焦りまくって、逆に何もやりませんでした。

引っ越し前日は徹夜をしてでも部屋をキレイにしてから眠りにつこうと思っていたのに、仕事の疲れなのか22時には横になり、そのまま朝を迎えてしまいました。


あかん!タイムリミットまで残り5時間だ!

ようやく、無我夢中で引っ越しの作業に取り組みました。

今までは何だったのだろうか、と言ってしまうほど、本当に集中力が欠けまくっていた。


どうにか時間までに終えた片付け。

退去まで2週間ほど猶予があったので、自力で持って行ける細々としたものは置いておく事にしました。いつでも取りに来れると言う気持ちがあったので。


さあ、前置きが長くなりましたが、引っ越しです!


実は、引っ越しは業者に頼まず、自分たちで行いました。

彼が大型のトラックを借り、私の家→彼の家の順番で荷物を運び、新居に行く流れでした。


私の家

2階建ての2階。階段のみ。

運ぶのに苦労したのは、洗濯機です。

その日の早朝に洗濯機を使ったため、運ぶ際にホースから水が出て大変でした。

さらに重すぎる!疲れたなんて言えなかったけど、心の底から持ちたくないと思ってしまうほど洗濯機は重すぎた。手が痺れ、途中から腕全体が痙攣していました。

部屋から出すだけで大変なのに、2階から1階におろすのは本当に苦労しました。

腕も足もそこらへんゴンゴン当たり、あー翌日アザが出来るんだろうなと思ってしまいました。


彼の家

3階建ての1階。非常口の目の前。

運ぶのには苦労しませんでしたが、私の部屋以上に物が散乱しており、これで片付けをしたのだろうかと思ってしまいました。一緒に住む友人が手伝ってくれましたが、彼の部屋を見せるのが恥ずかしかったのはここだけの話として。ちょっと驚きを隠せませんでした。

彼の部屋の大敵はベッドでした。シングルなのに重たかった。とはいえ、お友達の方々の力により、ささっと荷物はトラックへ吸い込まれていきました。


2人の荷物を運び出した後は、新居へ。


明日のお昼までにトラックを返す事になっていたため、本日の目標を立て、黙々と作業を進めていきました。ちなみに、ベッドと洗濯機を運び出したら終わりというのが今日の目標。


あの洗濯機をまた運ぶのか…。

嫌々な気持ちでいっぱいでしたが、運び出さなければ終わりがない。

とにかく黙々と作業をしました。


こんなことだったら、少しぐらい高いお金をかけても業者に頼めば良かった。

汗くさいし、足も腕も角にぶつけるし、疲れるし。

次から次へと文句が出そうになりました。でも、弱音を吐かず最後までやりきったのは、彼が声をかけ、手を差しのべてくれたからだと思います。


お金をかけて引っ越しをするか。

時間をかけて引っ越しをするか。

今回はじめて、自分たちで引っ越しをしましたが、得たものは2人の絆とアザでしょう。

膝こぞうにたくさんのアザができ、当分素足で外に出られないなと悟りました。


慣れない大型トラックを運転してくれた彼には感謝感謝です。

無事に終えた時は嬉しすぎて涙が出ました。

荷物の運び出しに比べたら、片付けなんてラクショーでした。


新居の生活は…?と言いますと、長くなりましたので次にしましょう。

続きのストーリーはこちら!

68人生の岐路 / 彼とつくる家

著者の大橋 美紀さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。