【爆笑】マイペース夫婦の出産日記~妊婦生活~

「しっかり調べた」って思ってた

そもそも、妊娠・育児について事前に「しっかり」事前準備するとはいか程か。

初めて子どもができた時、嬉しいと同時にこれからどのように妊娠~出産が進むのか、

多くの人が未知の世界に期待を不安をしながら雑誌やネットで調べているだろう。


もちろん、私も「しっかり」調べたつもりだった!

しかし、それは甘い「しっかり」で、抜けだらけの事前準備。。。とわかるのは出産後。


ということで、この場をお借りして、稚拙ながら簡単に私の妊娠生活の

【事前準備と実際の差】について書かせていただく。



陣痛が来たら病院→出産?

とはいえ、妊娠経過は良好で、

定期検診に行くたびに、待ち時間が数時間という「大病院」病をわずらう以外は

とくに話題にするような出来事もなく、滞りなく胎児は成長してくれた。

(もちろん喜ばしことであります!!!)


~約10ヶ月の長い妊娠生活は端折り~(タイトルに妊娠生活って書いておきながら。汗)


出産予定日5日前のお昼頃、陣痛の前兆は来た!

場所は、関西人ならおそらくほとんどの人が行ったことであろう「天下一品」。

濃厚なスープが売りのこの店で、私たち夫婦はなぜか「あっさり」スープを2つ注文。

ほどなくして周囲の食べている人のものとは異なるサラサラとしたスープの入った器が

2つテーブルに運ばれてきた。

暖かい麺をすすること数回、下腹に違和感を感じました。


私「ちょっとお腹が痛い」

夫「え?ほんま?陣痛?」

私「でも軽いから、まだまだやと思う。」


妊娠、ご出産したことがある方ならお分かりだと思うが、

妊婦になると病院で数回、妊娠~出産~育児についての学習を受けさせてもらう。

ざっくりとした内容を習うだけなのだが、

初妊婦の私にとっては知らないことだらけだったため、

かなり十分に学習をした、という自負がなぜかあり、自信満々に上記セリフを発言中。



そんなゆる~い感じで天一のあっさりラーメンを全て食し、

妊婦は動かなければならないからと本来バスで帰るような距離を徒歩で数十分歩いて家に到着。

そんな中でも下腹部の痛みは微妙に強くなりつつ、止むことなく30分に1回くらい痛くなる。


私「いつまでこんなの続くのかな~」

夫「そんなに長く続くことあるの?」

私「一週間とか続く人もいるらしいよ」

(例によって病院で軽~く習ったことを、さも熟知していますと言わんばかりに

 自信満々に話す私。)



特にその後、陣痛の様子は変化がなく、翌日を迎えてしまう。


翌日の早朝、今までとは比べ物にならない痛さが私を襲う。

私「すごい痛い」

夫「病院行く?」

私「行く」


病院に現在の状況を説明。

病院「生理痛のような痛さですか?それとももっと痛い感じですか?」

私「・・・生理痛がほぼないので、よくわからないですが痛いです」

病院「・・・それでは一度来てください。」

すぐに準備しておいた入院用鞄を持ち、タクシーに乗って病院に向かう。

(いよいよ出産か~。ちゃんと産めるかな~。)など考えていたらすぐに病院に到着。



病院では早速モニターをつけられ、陣痛の進み具合を確認される。

助産師さん「まだ陣痛の感覚が20分以上空いているので、まだかな~?

      もう少し様子を見ましょうね。」

どうやらまだ本格的な陣痛は来ていなかったようだ。

確かに、病院に来てからそうじゃないかな~と薄々思い始めていた。

なぜなら、となりで同様に陣痛に耐えているはずの妊婦さんの叫び声が

私の「痛い」とは比べ物にならないくらい、とてつもなく痛そうな声を発していたから。

この時の私の痛さは「痛いよ~。」くらいだったのだが、お隣様は

「い~た~い~~~!!もう無理~!!!!」って大絶叫。

もちろん、出産後の今となってはこの痛さや叫びは理解できるのだが、

この時の私(本格陣痛前)にはまだまだ理解できない領域だった。


私「まだまだこれから本格的に痛くなるのかね?」

夫「となり、すごいしね・・・。」

私「・・・テンション下がった。。。」

夫「それより、このあとどうなるんやろ?

  あ、ちょっと寝る位置ずらして?」

私「(一応右にずれてから)・・・なんで?」

夫「いやあ、朝早かったから眠くって。

  ベッドにいっしょに寝れないかと。」

私「モニターずれちゃうやん」

と、今思えば非常に呑気な会話を展開している中、助産師さん登場。

助産師さん「まだ本格的な陣痛ではないようなので、もう少し家で様子を見てください」

私たち「・・・・家に帰るんですか?」

助産師さん「ええ、まだ出産まで時間があるような感じですので」



そして、世の中の皆さんが朝食を食べているであろう時間に我ら夫婦は自宅に戻り、

皆さんと同じように自宅で朝食をとることになりました。


つづく。

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